微生物のネットワーク
みなさん、「微生物はそれぞれに意識の伝達をしている」と言ったら信じますか?目に見えないほど小さな微生物たちは仲間同士でネットワークを組んで、さながらコンピュータや人間の脳のようなはたらきをするのです。わたしの愛読書「アナスタシア・ロシアの響きわたる杉」シリーズ5巻「私たちは何者なのか」にこんなエピソードが登場します。ある少女が爆弾の写真を見て、遠い遠隔から意思の力だけで爆発させてしまうのです。これは彼女の意思がそのまま飛んでいって、爆弾を爆発させたのではなく、微生物が彼女の意識を伝達させて爆弾の接触装置をつなげてしまったのです。そんなことはあり得るのでしょうか?この本を読んで、わたしはあることを思い出しました。それは「粘菌が迷路を解く」という実験です。北海道大学の中垣 俊之先生が15年ほど前に発表したものです。迷路の入り口と出口に粘菌の餌をおくと、粘菌はその最短距離を見つけ出すというもの。やはり、微生物はなんらかのかたちでお互いに意思の伝達をしているのですね。