12月6日(水)の日経平均は
前日比670円高の33,445円
と4営業日ぶり大幅に上昇しました


5日(火)のNYダウは
79ドル安の36,124ドル
と前日に続き下落しました
この日発表された
サプライマネジメント協会発表の11月の非製造業景況感指数は市場予想を上回りました
一方で
10月の雇用動態調査における求人件数が前月比で市場予想以上に減少しました
景気が堅調な一方インフレ懸念は弱まっているとの見方から
長期金利が低下したため
金利に対する割高感が薄れたIT(情報技術)関連株が買われ
ナスダック総合株価指数は44ポイント高(14,229ポイント)と上昇しました
ただ
FRB(連邦準備理事会)による利上げ停止を先読みする形で
ダウは11月一カ月間で2,898ドル上昇したことから
IT関連以外は短期的な利益確定のために株式を売る動きが続いています


日経平均は前日までの3営業日間で711円下落していた中
国内の長期金利も低下したことから
東京株式市場では
短期的な反発期待の買いが広がりました
ダウ先物が前日の現物終値に対し上昇したことも
日本株に対する安心感を与えました
米国市場でIT関連株が買われたことから
半導体関連株の上昇が目立ちました
サッポロ<2501>、三菱倉庫<9301>が2013年以降の高値を
日清食品<2897>、ブリヂストン<5108>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
11ポイント高の1,166ポイント
と上昇しました
一昨日業績予想を上方修正したタムロン<7740>(カメラレンズ)が大幅に上昇しました
タムロンが上場来高値を更新しました