私は理系で大学院まで6年間勉強していたのですが、統計学に触れたことがありませんでした。

そんな中、会社の先輩が統計学を勉強したいと言っていたのを思い出したので、試しに勉強することにしました。

 

調べてみると統計学は大学の教養数学に当たるようです。

教養数学は主に以下の通りです。

1. 微積分学

2. 線形代数学

3. 統計学

 

数学系の学科だとここから、解析学・代数学・幾何学に進んでいくんですかね?

私は化学系だったのですが、微積分学は在学中はよく使いましたし、会社でもたまに活用しますね。

線形代数学は1単位だけ取ったのですが何に使うかわからず、ただ覚えるだけでした。

統計学についてはなんと全く習いませんでしたね!

 

そこで統計学とはなんなのか基礎的なところから勉強することにしました。

最初に買ったのが東大出版の「統計学入門」です。

 

 

 

 

かなり基本的で統計学の雰囲気はわかりましたが、具体的にどのように使えばいいのかは全然わかりませんでした。

そこで、実践を増やしたいと思い、「統計検定準1級公式問題集」を買いました。

 

 

口コミを見て2級だと簡単そうだし、1級はぱっと見でも難しかったので準1級を選定しました。

久しぶりに数学の学びなおしということで、問題と解法を見るだけでも面白かったのですが、

問題の半分以上が何をしているかよくわからず、しばらくはYouTubeで動画を見て勉強してました。

 

そのあとしばらくして買ったのが「統計学実践ワークブック」です。

この本は準1級対応のテキストとのことですが、統計学で使用される基本的な手法について幅広く解説しておりとても分かりやすかったです。

また、準1級対応ということで、過去問に合わせてテキストが作られているので、かなり勉強がはかどりました。

 

 

 

ということで私が参考にした参考書をとりあえず挙げてみました。

これまでは化学の理論を学び、それをもとにデータの解析・考察などを行ってきましたが、

統計学は理論がわからずとも数学的に論理的な説明ができることが分かったのが個人的に衝撃でした。

近年、あらゆるものが複雑化しており、理論だけではうまく説明できないことがたくさんあると思います。

そんなときにデータと統計学を活用することで論理的に法則を見つけ出していくのも重要だと思います。

 

今は別の勉強もしており統計学からは離れていますが、来年は1級目指せるようにまた勉強していきたいと思います。