今日のこの感動とさみしい気持ちを忘れたくないので、記録します。
朝、教室に入ると、
みんなが一斉にこちらを向いて、
「今日、もしかしてここ?」と聞いてくる。
うん、とうなずくと
「やった~っ!」という歓声。
思わず
「すごいな。このクラスがいちばん喜んでくれる」と呟く。
「今日の委員会活動サボろうかな」なんて云う子もいて(結局行きましたが)、何人もの子たちが話しかけてきてくれる。
今日の読み聞かせが、このクラスへの最後の読み聞かせになりますと伝えると、
「ええ~っ!?」
「いやです!」
などといった声が上がる。
「もう、1校時目の理科をつぶして、読み聞かせにしてもらおうよ!」
「いや、2校時目もつぶそう!」
などの声。
こんなに楽しみにしてくれるのも嬉しいし、それを恥ずかしがらず口に出してくれる素直さも嬉しかった。
僕が座る椅子から数十センチくらいしか離れてない位置にひしめきあって座ってスタンバイしてくれる子どもたち。
電気を消して、カーテンまで閉めて、僕が話す怖い話を全身で聴いてくれた。
終わったあと、何人かの口から
「面白かった~」という声が聞けた。
こんなに幸せな気持ちを味わわせてくれて、本当にありがとう。
君たちは最高の時間を僕にくれました。
中学生になっても、
みんなで味わったあの空間と時間を、忘れないでいてくれたらと思います。
あぁ、
楽しかった!