どうも。ニンニンこと蔵崎 恵心です。
東京ヒーマーが終わり、振り返りも書きたいのですが、新潟備忘録シリーズのアクセスが続いているので、先に新潟の備忘録を綴りたいと思います。
備忘録 新潟旅 第Ⅴ章 人情銭湯
いよいよ僕の旅の話
僕の旅ではゲス活が欠かせない
ゲス活とは、各地のゲストハウス(時に民宿もある)を巡りながら、銭湯と食堂巡りをすると自分で決めた活動
新潟市にある銭湯はざっと15個(そのうち4件は休業中)
四日間の夜を過ごしても入りきらないくらいの銭湯
毎日違うところに入ろうとした
しかし、二日目と三日目は同じ銭湯に向かった
番頭のおじさんがとっても人情あふれる方だったから
そこの名は朝日湯
この銭湯はミネラル温泉があるのだが、それよりも不思議なのが、男性の着替え所にマンガ本やトレーニングマシンが置いてあることだった。笑
撮影してもいいし、ネットにあげていいよーと許可までいただいた☆
おもしろいこだわり
しかもロッカーの上にはスターウォーズのグッズ
埃かぶったダースベイダー 年期漂う
頭に毛の生えたダースモール(埃だよ!)
これは趣味が合うと確信した
番頭さんと話がしたい
牛乳を買うついでにお風呂のことを話しかけたら、番頭さんも見慣れない人だと分かるや「どこから来たの?」と。
旅人だと分かるや、おじさんがそれからすごく絡んできて…風呂上がりから1時間以上はカウンターで話し込んでた。笑
カウンター越しに見える トイストーリーも好きらしい。さらに趣味が合って好感
色んな話をした
旅の話から
新潟市の話
朝日湯の壁の絵の話
仕事の話
僕の鬱になった話
番頭さんの趣味の話
番頭さんの若い頃の話
番頭さんは若い人が好きらしい。若い人と話すと、若い気分でいられるからと。
そして、旅人が好きらしい。
各地を巡り歩いてる人の話を聞いたり、自分の行った先の話をしたりするのが楽しいんだと。
そして、スターウォーズが好きらしい!笑
色んな話をするうちにもっとこの人と話したい
そう思って、二日続けて入った。笑(月曜日は定休日で「何が何でも休むよー!笑」って言ってたから)
入店ギリギリの時間に滑り込むように入ると「お〜おつかれさまですー待ってたよー
そんな走ってこなくても入れてあげたのに。
笑」と。
(新潟の銭湯は時間厳守でないことはこの後の他の銭湯でも実証済。笑 一方、東京は…苦笑)
番頭さんも楽しみにしているのがすぐに分かった。
最後のお風呂を楽しむ。最後に上がる僕。
お風呂上がりにも「おつかれさまですー!」と番頭さん笑
あまりにおじさんが話を聞いてくれるので、仕事の話や鬱になった頃の話もしていた。
「そうだったのか〜。そりゃ身体壊すはずだよ」「占い師やってるの
素晴らしいね〜
色んなお客さん来て大変でしょ
」と。
占い師といって肯定的に受け止めてくれるだけでなく、むしろ尊敬してくれた
今でも忘れらない言葉がある。
「オレは親父から『仕事に上も下も、特別もない。みんなそれぞれ役割があっての仕事だ』って教わってきてさぁ、どんな仕事もみんな必要だと思うんだよ。」
「お兄さんの仕事も立派な仕事だよ。人の悩みや話を聞いてあげてるわけだから。ぜひ頑張って欲しいわ〜!そのうちテレビ出てよ!笑」と
だからこの番頭さんは僕の仕事をそのように見てくださったんだと。
この仕事は好き嫌いが激しいから(え?占い師?みたいな)、どこか言いづらいところがどうしてもある。
でも、こうして応援してくれる人がいるって分かると、もっと誇りをもってやってもいい気がしてくる。
仕事にいいも悪いもない。みんな必要とされていることなんだと。いつからホワイトだとかブラックだとか決めつけるようになったのか
それぞれが必要とされる場所で必要な仕事をすればいい。
「お兄さんも大変だろうけど、頑張ってよ応援してるから、また新潟来たらおいで
」
番頭さんの僕ら若い世代に対する想い
僕らのことを応援してくれているのが伝わってきた。
閉店後の後片づけがあるはずなのに、時間を気にせずに思いのたけ語りあった(語らせていただいた)。
この日最後だからと銭湯のタオルまでプレゼントしてくださった。
本当に人情味あふれる番頭さん
最後はガッチリ握手してその場を後にした。
朝日湯の番頭さん。最近の楽しみはこうして旅人と話をすることらしい
いずれまた、ここに帰ってこよう
もし新潟市を訪れたらぜひ朝日湯を立ち寄ってほしい
住所:新潟市中央区春日町10-18
時間:14:30~22:00
定休日:月曜日 何が何でも絶対休む!とのこと笑
駐車場もあり
すでに旅人の中には番頭さんや朝日湯のことを紹介している人たちがいるようで、、、
それも、この番頭さんの人柄が気に入ったからだろう。
(僕は新潟浴場組合のHPで知った)
いいなぁ〜と思うこと、思える人、思える場所はどんどん紹介したくなる。
人の出会いも旅の醍醐味
これだから、ゲス活は楽しい
そして、人情旅は食堂でも起きた。
それはまた次のお話で…。














