2014/11/28 (金)
いよいよ手術の為の入院。
いきなり CV (central vein 中心静脈) の挿入が行われる。
右足の付け根内側からカテーテルで中心静脈に点滴できるようにする。
局部の近くでもあり、事前に主治医と会話して
体毛処理を済ませておけばよかったと少し後悔。
(ビニール、防水テープで保護してシャワーを浴びるという観点からも)
手術は以下の3つに分かれる。
1.胸腔鏡下食道切除術
2.リンパ節郭清術
3.腸瘻造設術
全摘手術は ↓こちらの ② 手術治療 図3 にあるもの。
参考:
http://www.saitama-med.ac.jp/kawagoe/04departments/dep11dtgs/targetdiseases/esophagealcancer.htm
注視すべきは上述2 リンパ節郭清術であるが、
リンパ節への転移が認められた場合、該当リンパ節、
および更なる転移の可能性がある周辺リンパ節を切除するが、
非常に多数のリンパ節、リンパ節グループのどれを切除するか?
これが食道外科医の重要なノウハウなのである。
腫瘍を残せば再発、不必要に多くのリンパ節を摘出することには弊害が生じる。
手術前夜 11/30 ヨルは 家族が病室に集まり、楽しく 松坂牛弁当を堪能。
元気に復活することを誓った夜であった。