2018年4月14日の土曜日、
私は9時〜14時まで仕事で
「そろそろ鍼治療に行こうかな」
と、支度をして来た時に電話が。
「ママが入院した。」
少し動揺した父からの電話でした。
私が成人してから、数年に一度は
入院している母上。
頚椎ヘルニア、
顔面神経麻痺、
大腸出血(きちんとした病名知らず)、
胃潰瘍、
肝炎……
今度はなんだろ、内臓系?
とか軽く考えて
「とりあえず入院の着替え用意しとく」
と伝え、鍼治療をキャンセルして帰宅。
5日分くらいでいいか、と、
着替えや日用品、美容用品など揃え
(入院準備は完璧だなー)
とか呑気に考えて父の帰りを待っていました。
帰ってきた父は軽くパニック状態。
「何?いつもの入院でしょ」
くらいの感じで、
早く行こうよ。
お腹空いたよ。
と、お気楽モードでしたが…
父の持っていた
「入院に必要なもの」という
リストを見て驚愕しました。
紙オムツ、尿とりパッド、おしりふき…
は?
紙オムツ?
そんなん今までの入院で聞いた事ない。。
オムツって何、立てないの?
と、私にも動揺が走る。。
でも、2人で動揺しても仕方ないので、
気を引き締めて薬局へ買いに行きました。
でも、
「大人用紙オムツ」
「老人用尿とりパッド」
という商品名が心を締め付ける、と
いいますか。。
私も歳が歳なので、オムツを…と言うと
「お子さんのですか?」
と、言われてしまった。。
「いや、大人用の…」と言って
少し苦笑いしつつ、オムツやパッド、
ペットボトルのキャップストロー、
顔も洗えないかもと洗顔シートなども
買って病院へ。
着いたら、母上はICUに。
点滴とか脈がピコンピコンいってるのとか
色々身体に線を巡らされてる状態。
話したら、意識はしっかりしていて
脳の障害はないとの事。
ただ、頚椎を損傷したので両手両足に
痺れや痛み、まぁ麻痺は残るかと、という
説明を受けて帰宅。
首を痛めた割には首から上は元気な事に
安心してしまったのですが、
ここから長い入院生活、介護生活が
始まるのでした。。