生後二ヶ月の乳児が虐待死したという悲しいニュース。最近、こういう事件が多い。

核家族化、個人主義、都市と地方の格差なんかが大いに関係している。

どうしてこんな社会になった。

一つ屋根の下におじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさん、こどもたちがいて当然だった時代はなぜ終わった。

国民所得が増えて、年金制度が確立されて、家族という人間関係にさえ煩わしさを覚えた個々の人間がバラバラになったというのが大方のシナリオ。

みなで暮らせば、介護の問題、子どもの問題、いろいろ解決する。

もちろん大勢の人間が共同生活を営むのだから様々な制約は発生する。

でもみんなサザエさん世帯になればいい。

なればこんなに悲しい事件を毎日見ることから解放される。
多数決の論理で得た結果を、その結果を得た時点では絶対的に正しいと見なす民主主義。

この民主主義を採用する100人の国家では、51人の幸福が最優先される。

この51人の幸福を最優先することによって、国家の最上位にいる一部の者のその他の者とは比較にならないほどの幸福が保証されるからだ。

まあ、北のような独裁国家では、一人の想像を絶する幸福のために99人が犠牲になるのだから、それよりは随分ましか。