お悩み相談室のmy Pick
「体操服の下に肌着を着用してはいけない」
というわけの分からない校則がきっかけで
ブラック校則に注目が集まっている。
確かに、体操服の件はどう考えてもおかしい。
「肌を鍛えるため」なんていうのが目的らしい
学校の体育の時間に肌着を着用せず、授業を
受けて肌を鍛える…時代はもう令和だ。
寒波摩擦や寒中水泳などの気合い論で
考え出されたそんな校則に縛られる意味が
分からない。
他にもブラック校則と呼ばれるモノのほとんどは
大した根拠もなく個人の個性を否定し、
自由を奪うものばかり。
僕が通った学校は割と自由な校風で
ブラック校則というのに当てはまる様な
校則は無かったと思う。
個性を「校則」で押さえつけ
個人の長所も短所も見つける機会さえ
奪うというのが果たして「教育」と
呼べるだろうか。
子供だって、夢を見る。
その夢に向かって、個性を伸ばす事を
手伝うのが教育なんじゃないだろうか。
下らない校則に押さえつけられて
本当に学ぶべき事も学べず、社会に投げ出される
その方が親からすれば余程恐ろしいと思う。
勉学に、部活、仲間との交流、それに恋愛など
人生の中でほんの一瞬の学生生活だからこそ
正しいコトを学ぶことが何より大切じゃないか
と、僕は思う。
髪型や服装、限度はあるけれど外見だけでは
人は判断できない。
そんな大切な事も分からない大人が作った
わけの分からない校則が、他人の痛みが
分からないダメな大人にするんだ。
限りある学校生活の大切な時間を
わけの分からない校則で縛り付けないで欲しい
学校を卒業し、いくら月日が流れても
「あの時、学校で学んだ事が素晴らしい
未来への橋掛かりになった」と誇れる様に。