最近、ようやくコロナの新規感染者の

数も落ち着いてきた。

正直、メディアが報じている人数の

異常な減少に疑問を感じているけれど

とりあえずはワクチンの接種も

始まり、以前よりは少しは終息に向け

進んでるのではないかと思う。

去年の今頃から今日まで8000人もの

尊い命が失われた。

命は、人生は、誰もが与えられた

平等な権利だ。

それをこんな得体の知れないウイルスの

せいで、失われてしまった。

コロナで失われたのは命だけではなく

人と人との絆も失われたのではないか

と、僕は思う。

コロナに感染した人への誹謗中傷

回復後でも横行している元感染者への

差別。

周囲の人への感染をかえりみない

一部の心無い人の心無い行動

「他人を思いやる」という事の

薄さがこの一年で何度も行われたのを

見てしまった。

それはとても悲しい事だし

人間にとって1番大切な事だと思う。

失業や廃業に追い込まれ

冷え切った経済が元の姿にもどるには

「国民がワクチン接種を受けられる」

というのを前提として少なくとも

3年はかかるという。

緊急事態宣言の解除はまだ早いんじゃ

ないかとは思うけど

「他人を思いやる」という終息への

一番のワクチンは誰もが出来る事だ。

メディアが報じる数字だけに踊らされる

ことは、もうやめて

10年前、東日本大震災の時のように

みんなでこの世界が元の姿に戻れるように

一つになって欲しいと、切に願う