お悩み相談室のmy Pick
先日、自宅にて急に意識を失い
妻が救急車を呼んでくれた。
僕は突然失神し、痙攣を起こしていたとのことだった。
救急車はすぐに駆けつけて来てくれたものの
受け入れ先の病院が見つからない。
僕が住んでいる街はコロナの感染者は
今のところ1日20人前後。
関東などの都市部に比べれば少ない方だ。
にも関わらず、受け入れ先が見つからず
救急車の中で一時間ほど待たされた。
結果、受け入れ先は見つかり、処置を受けることが
できたが、もしもあの時、脳梗塞や命に関わる
病気の発作を起こしていたら、と思うと
確実に手遅れだっただろう。
僕が住む、決して都会とは言えない県でそんな
現状なのだから、毎日1000人ものコロナの感染者が
出ている都市部は、もっと悲惨な状況なのだろうと
恐ろしい気持ちになった。
医療機関の人材不足、保健所の職員不足・・・
新型コロナウイルスの感染が確認されてもうすぐ
一年が経とうというのに、いかに支援が行き届いていないか
僕は、この目で見た。
実際、東京では基礎疾患を持つ高齢者も病床数が足りずに
自宅待機を余儀なくされ、最悪の場合、命を落とす
ということも実際に起こっている。
一年もあれば、医療機関がコロナの感染者に対応できる
だけの設備、対策はいくらでも出来たはずだ。
それなのに、GOTOキャンペーンや意味不明な使い方を
された、各自治体に配られた支援金・・・
働く人が居てこその経済の立て直しだというのに
あまりにも、人の命を軽視しすぎじゃないか。