今、世間はコロナウイルスの感染が大きな問題になっている
そんな中、僕はウイルスとは別の病で倒れた。
病名がわからないまま現在も
病院をたらい回しにされている。
職場で突然、気を失い病院に救急搬送された。
夜間ということで脳神経科の医師がいなくて
次の日、再診するするように言われたが
再診しようとしたところ
違う病院を受診するように言われ
その病院に問い合わせるとまた違う病院を指定された
ようやく、受診できた病院でも専門医がおらず
2日に渡って検査を受けたが、判明したのが
眼底神経損傷という、左目が左を向かないという
症状だった。
しかし、治療はされることなく、また違う
病院を紹介され、結果五件目の病院の
待合室でこのブログを書いている。
たらい回しを受けた事には腹が立つし
自分の体がどうなってしまったのか、
不安で仕方ない。
でも、その一部始終に連れ添ってくれた彼女に対しての
感謝の思いの方が強い。
今までの僕なら、途中で投げ出してしまっただろう
自暴自棄になって、通院もやめていただろう
「自分を心配してくれている人がいる」
それだけで、自分を大切にできることを
改めて教わった。
見えない心というものを相手に僕たちに出来ることは
あるのか・・・。
伝えるしかないんだと思う。
想いを言葉にして、でもきっと想いの半分も
伝わらない。言葉という道具は曖昧で
その上、使いこなすのが難しいから・・・。
でも、懸命に自分の事を大切にしてくれている人の
心は、言葉がなくても伝わってくる。
こうして、自分が病気にかかった時
相手がどれだけ自分を心配してくれているか
今回の、まだ得体の知れない病に教わった。
その人のためにも、早く元気な自分を見せたい。
少し前までの僕では考えられなかったことだ。
今日も東京では470人ものコロナ感染者が
出てしまった。
この得体の知れないウイルスに脅かされている今
感染してしまった方の周りにも
この「心」が伝わってくれれば・・・
と切に願う。