2日前、職場でいきなり気を失った。

 

気がついたら、周りに同僚がいて僕を心配そうに

 

声を掛けてくれていた。

 

しかも、その職場は出勤初日・・・

 

「あぁ、これだけ迷惑をかけたんだから

 

クビかなあ・・・」と覚悟していた。

 

救急搬送された病院で散々検査を受けた後

 

「緊張から来る、脳の酸素不足、脱水症状が

 

重なって貧血を起こした可能性」

 

と診断された。

 

何か、他の病気が発症したのか、心配したけど

 

いわゆる、『新人病』ということでほっとした。

 

次の日、職場に謝罪と結果報告に行ったが

 

「大したことなくてよかった。この暑い季節

 

なので、こちらも水分補給を他の従業員に徹底

 

させるという教訓ができて助かったよ。」

 

クビを覚悟していた僕にとって、その言葉は

 

涙が出るほど嬉しかった。

 

気絶した際、ご迷惑をおかけした先輩方も

 

「気にしなくていいよ。」と言ってくれた。

 

その日の仕事の帰り道・・・

 

僕は「本当に良く生かされている。」と感じた。

 

職場に恵まれ、家に帰ると大切な人が僕を

 

待ってくれている。

 

すべてを失った8年前からは考えられない生活だ。

 

これまで、ずっとこのブログを通して声を上げ続けて

 

きたが

 

「諦めずに少しだけ勇気を出して前に進もうとすれば

 

必ず、希望が見えてくる。

 

そんな姿を見て、助けてくれる人も必ず現れる。」

 

こんなにもちっぽけで弱虫な僕がそうだったように。