授業を抜け出して、みんなで見た限りない空
あんなに綺麗に透き通る空の下で
その青に「必ず…」と誓ったのに
美しい想いだけじゃ生きられず
約束の空も汚してしまえた
ひび割れた理想を手離せぬまま
生きてきた日々を思い返すけど
後ろばかり見てたら明日が哀しむから
人は前に進むしかないんだよ
目の前にいる愛すべき人のためにも
目に見えぬ傷跡をさすってくれる
優しい掌があるということ
世界中に拍手をもらうことよりずっと
大切なものがそばにあった
忙しく暮らす日々に迷い込み
思いやりが無意味に思えても
二度となくしてから気付くことのないように
こんな僕を愛してくれる人のために
「ありがとう」という特別な言葉を
人は作ったんじゃないかなあ
言葉じゃ足りない
きっと追いつけないよ
言葉だけじゃ足りないけど
「ありがとう。」