僕の知人の子供が不登校で悩んでいた。

 

親である僕の友人が困り果てて

 

何かいい方法はないか・・・

 

難しい問題だ、とても難しい問題だ。

 

僕の無責任なアドバイスで、余計に本人を

 

混乱させてしまうかもしれない。

 

不登校や引きこもりの理由は人それぞれ

 

様々な原因から起こるものだ。

 

しかし、一人の同級生の言葉で

 

本人はある朝、久しぶりに制服を着て

 

家を出た。

 

イジメや嫌がらせを受けたというのが

 

不登校の理由だった。

 

それでも、そんな彼をちゃんと見ていて

 

彼の良いところ、他の人が持っていないものを

 

見ていてくれた生徒がいた。

 

その同級生がその事を伝えると

 

彼は「一人じゃない。」

 

そう思うことができて

 

勇気を出して、再び学校へいくために

 

一歩を踏み出した。

 

不安もあっただろう。恐怖もあったはずだ。

 

それでも、自分のことをちゃんと見てくれて

 

信じてくれる仲間がいる。

 

そのことが、彼に『勇気』を与えたんだ。

 

これは、僕たち大人の社会でも同じことが言える

 

信じてくれる人がいれば人は立ち上がれる。

 

その一歩を見守ってくれる人が

 

一人でもいるなら

 

人は何度でも立ち上がれる。