ついに都道府県、県を跨ぐ移動も全面解除となった。

 

新宿に続き、福岡も感染の第二波が来ていると感じる。

 

報道では感染が止まらない事に言及された

 

小池都知事が傷が付いたCDみたいに

 

「夜の歓楽街が、夜の歓楽街が・・・」

 

とまるで夜の歓楽街が病原体のように扱われている。

 

確かに新宿、歌舞伎町や福岡の中洲などでも感染者が

 

出ているのはあるが、その大半は客が従業員に感染

 

させる、というのが原因だ。

 

僕も長い期間、夜の歓楽街で働いてきたが

 

夜の店で働くものにとってマスクをつけての接客

 

というのは成り立たない。

 

一概に「夜の歓楽街」と言っても

 

キャバクラ、ホスト、ヘルスにソープ

 

業種は様々だ。

 

それなのに都知事や安倍総理は居酒屋については

 

割と早めに規制を解除した。

 

居酒屋は大抵、仲間同士で飲みにいくし

 

店員がマスクをしていても支障がないが

 

そのほかの接客業、スナック、クラブ、ホスト

 

などの風俗ではお客さんは従業員に会う事を

 

目的にしていくのだからマスクは着けられない。

 

しかし、いつまでも保証無き自粛を続けろと

 

言われても、店にとって死活問題だ。

 

僕は夜の店を経営していたことも

 

客として、店に通った経験があるが

 

接客する女の子がマスクをしていたら

 

まるでモザイクをかけられたようで良い気持ちはしない

 

ここまで感染が広がったのは一重に

 

政府の対応が遅かったからだ。

 

それを今になって夜の歓楽街に責任をなすりつける

 

現在の安倍内閣に対して不満も怒りも感じる。

 

夜の店で働く人にもそれぞれの事情があって

 

好きで夜の店で働く人はごく少数で

 

他の人は事情があってしょうがなく・・・

 

といったところだ。

 

ソープランドのボーイをしていた頃は

 

実際、耳を疑うような不運に襲われた女性

 

面接をする中でそういった人を何人も居た。

 

生きていくためにしょうがなく働く人から

 

仕事を奪う、今の政府の対応は国民の命の

 

軽視としか言いようがない。

 

誰にだって生きる権利はある。

 

みんな、必死に今を生きてる。

 

狂ったように「夜の繁華街・・・」と

 

安倍総理の根拠のない「対応する」は

 

もうたくさんだ。

 

安倍政権といえば、河井議員の政治献金の問題で

 

担当検察官が自殺ということが起きた。

 

安倍総理が現在の地位に就いて何人の死亡者が出た

 

だろうか。

 

自分の保身のためなら誰でも殺す。

 

そんな、暴力団のような人のために

 

僕たちは税金を払っているのかと思うと

 

殺人に加担しているようでゾッとする。

 

ここは日本だ。四季のある美しい国だ。

 

やさしい国民性を持つ素晴らしい国だ。

 

その国のトップが国民を混乱の渦に巻き込んで

 

どうする。