人生、終わったわ・・・
と思ったことないですか?
経済的、人間関係、家庭内環境問題など
最近では新型ウイルスに感染、という問題もある。
それが原因で心が病み、心身とも限界を感じたことは
ないですか?
僕は、幸い新型ウイルスには感染していないけど
それ以外の「もう、死ぬしかない。」
と思うようなことを経験した。
経済的には所持金30円、妻の死が全国ニュースで報道
され、第一発見者ということで殺人犯として警察に
取り調べを受けた際、所持していた携帯電話に登録されて
いる人、全員に僕とどういう関係か、と裏どりをされた
そのおかげで、殺人犯として世間から冷たい目で見られ
家族は無くなり、帰る家もなくなるという事をたった
3日という短い期間に一気に経験した。
当時は分からなかったが、その3日間でのしかかった
ストレスのせいで現在までうつ病と付き合うことになった。
そんな時、人はどうなるのか・・・
生きるのも死ぬことさえも考えられず
思考が停止する。
だから、その期間の自分の行動は自身では覚えていない
後から人から知らされたことだ。
当時の僕を見かけた人から
「ボロ雑巾みたいだった」と聞かされた。
その後、運よくホームレス支援団体の人に声をかけられ
一杯の炊き出しの豚汁を食べたことから
今日までが続いているが、あの時もしも
ホームレス団体の人から発見されなければ
多分、あのままどこかでのたれ死んでいただろう。
自殺者は毎年2万人もいる。
先日もSNSの誹謗中傷で自死された方がいたが
「生きているのが辛い。」「死にたい。」
と思う時があるかもしれないが
自身の命の処遇を考える力があるのなら、
もしも自死を選択する前に考えて欲しいのが
自分が死ぬことで、残された人は自死遺族として
自死を止められなかった罪悪感、自分への失意を
一生、感じながら生きていくことになるということだ。
遺族が一番悔やむことは自死を止めることができなかった
そういった苦しみの中で生きていかなければならない。
もしも、今「人生が終わった」「死にたい」
そういった事を考えている人は、誰かに相談する事
その行動一つで、問題が解決したり、生きる希望も
出てくるかもしれない。
助けを求めることは恥ずかしいことじゃない
助けてもらったら、その恩を返せばいいだけだ。
僕は定期的に国内の自殺者、そしてその理由を
調べている。
最近、一番増えているのはやはり新型ウイルスによって
仕事がなくなったり、会社が潰れたりしたことで
経済的の困窮からの自死だ。
確かに、企業への支援については政府、自治体は
ほとんど対応できていないのが現状だが
この得体の知れないウイルスのせいで自分の未来を
自ら断ち、その遺族は悲しみに苛まれるというのは
絶対にあってはならないと思う。
だから、僕は声を上げ続ける。
生きたいと思っても生きられない人もいる
それなのに、自ら命を捨てるなんてもったいない、と