先日、テラスハウスに出演していた女性が、ネットの
誹謗中傷によって自殺した。
それを受けて、ネットでの誹謗中傷によって傷つけられた
被害者に、投稿者の情報されるという改正案が整備された
自死遺族としては、大切な存在、亡くなった尊い命が赤の他人の
勝手な書き込みによるものなら・・・
同じ、自死遺族としていたたまれない気持ちになる。
SNSというのは使い方によっては便利な情報発信の手段
でも、心ない輩が指先だけで人を傷つける事ができる
今回、このようなスキャンダルを受け、皆さんはおぼえているだろうか
安倍総理の桜を見る会のデータを消去したとして、当時の
担当者であった秘書の方が自殺したということを。
ドラマで見るようなトカゲの尻尾切りだ。
以前、鳩山元総理が「政府にスキャンダルがあれば
その他のスキャンダルで隠す。」というのが今回の事では
無いだろうか。
これまでネットの誹謗中傷、社会での人間関係
その他、様々な悩み、苦しみによって自殺した人は
年間2万人もいる。その数はずっと減ることはない。
今回はたまたま政府のスキャンダルを隠すために
ネットでの誹謗中傷に対しての法整備という
政府のパフォーマンスとも見えることを行ったが
自死遺族からしてみれば、そんなことをされても
亡くなった尊い命は帰ってこない。
例え、加害者が特定され、裁判で賠償金は取れても
結局はお金を払わせるだけで、亡くなった人が帰ってくるわけでもない
法改正するのなら、ネットで誹謗中傷によって命を奪った
犯人は殺人罪として、裁かれるべきだと思う
それくらいしてくれないと、今後もまた同じような
被害者が出てしまうだろう。
やはり、国民の命の軽視がはっきりとわかる政府
改めて思う、政府のパフォーマンスだった。