今の自分の生活で満足
将来も見通しが明るい
という人はどのくらいいるだろう
SNSやTVを見ていると
「世界はこんなに素晴らしい!」
と言わんばかりにリア充で溢れている
一方では、行き場も生き場も無くし
ただ、毎日時間が過ぎるのを見ている人も、多くいる
僕は、そのどちらでもない事を自覚している
僕は得体の知らない恐怖から逃れるためだけに
生きている人種だ。
その根本にあるのは
手にしたモノを失うという経験から来る、恐怖心なのだろう
どうせなくなるモノなら初めから手に入れなければいい
そういった歪んだ考えが、得体の知れない恐怖の正体だ。
解っているのに、こうして言葉にできるのに
僕は、いつも肝心なところで
その得体の知れない恐怖に負けてしまう
誰かに信じてもらいたい、必要とされたいと自分勝手に叫んできたけど
自分のことを信用できない僕を誰が信じてくれるというのだ。
小さな頃は自分が誰かを救うヒーローになるんだとばかり夢見たけれど
本当に救われたかったのは自分自身だ