アメリの手術は12月28日(土)になりました
術後は合併症もろもろの反応が出ると危ないので
しばらくは入院です
たぶん2回目の手術もあります
人も動物も手術において100%ではありません
というのは前提です
門脈シャントとは
本来肝臓に流れるはずの血液が「門脈(血管)」を通らず
あるはずのない血管「シャント」が形成されておりそっちに血液が流れるので
肝臓で処理するはずの工程が一切されず
毒素を持った血液がそのまま全身に巡ってしまうこと
肝臓の働きとは
蛋白の合成、栄養の貯蔵
有害物質の解毒・分解
胆汁の合成・分泌 など
腎臓の働きとは
老廃物を尿として排出
電解質(ナトリウム・カリウム)の調整 など
肝臓も腎臓も正常に機能してなかったということで
栄養不全(成長しない)
弱視力 ふらつき よだれ
尿の匂いや色が薄い 結石
などなど
書くのが面倒くさいなるくらい多い
でも結局すべての症状があったわけよ
あ、かろうじてなかったのは下痢と嘔吐
ウンチが立派だから「大丈夫」という
あやまった判断をしてたわけだ
アメリの場合は細いけど肝臓に血液は流れていた
まったく流れていない猫もいるのだそうよ
元気な日はじゃれるし走るしご飯食べるし
でもそれが過ぎるとずっと寝てるし食べないしヨダレだらけ
テンションアップとダウンの差がとにかく大きかった
子猫の場合はほぼ先天性
しかもめったにお目にかかれないというかなりの確率
高齢の犬猫が肝不全になるとシャントができてくるらしい
そうなると手術できない場所に
形成されることが多いのでそうなったら緩和ケアしか方法がない
不幸中の幸いだったね
かかりつけの獣医さんが「門脈シャント」を見つけてくれて
シッターさんが高度医療できる病院を教えてくれて
とてもラッキーな子ですわ
費用は・・・ダイビング旅行2回分ですかね
さて、お仕事頑張ろう