青○ : 「隊長!今日は何だか釣れる気がしてます!」
○山 : 「そうだな……、ワシもだ。期待してるぞ…!」
青○ : 「隊長!現場にカニが大量発生してます!」
○山 : 「おおっこれはナブラが起こる前兆だ。間違いないぞ
」
青○ : 「隊長!犬を連れたオジサンがパトロールに来ました!」
○山 : 「おおおっこの犬は……ナブラデールレトリバー…
」
「青○君、今日はもらったな……。」
青○ : 「こ…これが噂のナブラを呼ぶ伝説の犬、ナブラデール…!」
○山 : 「いつ出てもおかしくない臨戦態勢だ
」
青○ : 「分かりました!」
…………………………3時間後。
青○ : 「隊長!隊長!」
○山 : 「…………………………。」
青○ : 「隊長!隊長ぉ…………?」
青○「…………………………。」
……かくして皆の期待を一身に背負ったナブラ警ら隊の隊員2人は、無言で雨の帰路につきましたとさ。
結果……もちろんボーズ
※ナブラとは、小魚の群れがフィッシュイーター(ハマチやブリ、スズキなど)に追われて、局所的に海面にさざ波を立てて逃げまどう様子。
大ナブラになると海が沸騰したみたいに見えたり、しぶきを散らしてバシャバシャ音を立てたりする事もあり、ジギンガーの心臓を刺激してやまないのだ。