好天のGW、遊魚船で会社のみんなと一発ドカン!と行く予定がめでたく定員に達したため、仕事の相棒のT-ゲリオンとシーバス狙いで某島へ行くことに。
T-ゲリオンは最近バス釣りを始めたのだが、激スレた芦田川をなかなか攻略できず、今んとこヘラブナらしき魚のスレ掛かりくらいしかこれといった釣果に恵まれていないらしい。
それと、彼はもうひとつの趣味である自転車をも持参し、(総額38万円もする代物!)島1周する気マンマンでワシのヨゴレ愛車に積み込んだ。↓↓
上記を総合して、今回の目標が決まった
①…38万のチャリに試乗させてもらい、道行く乗用車をまくる。
②…ゲリオンにシーバスを釣ってもらい、ソルトの世界へいざなう。
③…自分も70オーバーを釣る。
島に到着、ゲリオンがそそくさと自転車を組み立て、もたもたと釣りの支度をしているワシをしり目に、「行ってきまーす」と出て行った。
まだ日が高く、時合までは相当時間があるけどゲリオンが帰ってくるまですることもないので、手当たりしだいそこらへんにあるルアーをブチ込み始めてたったの3投目、ゲリオンが帰ってきた。
「1周してきましたー」
へ……もう1周してきたん……
ブチ速い…。
「次は○井さんの番ですよー」
ギアチェンジのやり方とか、一通り教えてもらっていざ出陣……
………………ブチ速い。
目標①、乗用車をまくるのはさすがにできんかったけど、平坦な道路で40キロは軽くでる。
車運転してる時、「チャリンコは歩道走れよー」と思うことがあるが、そのスピードでは怖くて歩道なんか到底走れない。
しかもギアのチェンジレバーがブレーキのレバーと同化していて、指先ひとつでカチャッ!とすぐ変えられる。
近頃のチャリはあなどれんなー……
しかしチャリンコになれてないワシは、調子こいて飛ばしているとすぐにモモの裏が痛くなりだして、15分ほどで終了~ゲリオンさんもう1周してくるのを見送って、釣りに戻った
。
それから4時間後……やっと1匹55㎝。(22:00)
………時合いが短い
そしてその後も続かない……。
0:00、ゲリオンは仕事あがりで寝不足、おまけにチャリで島2周の疲労回復のため車で仮眠することに………
ワシも心折れそうになりながら、それでも何か釣れそうな気がする海の感じが捨てきれず、投げ続けること計7時間…………「プシュポシュ
」
シーバスに追われてビビって逃げるイカのジェット噴射音。
その後すぐに「ガボッ」「バコッ
」「ドガッ
」「バキッ
」「グエッ
」……(もうええけー……)
1:30、やっとこさプライムタイムが訪れた~~(でもちっちゃい)
う~ん、伸びない…
背比べ……(何とか60)
…そんな事しょーる場合じゃあない
このチャンスタイムにT-ゲリオンに釣ってもらわなければ…
2時すぎ、すぐに電話。ほどなくまだ目が覚めやらぬ顔をしてゲリオンがやってきたが、釣果を見て一気にテンション
半分夢見ごこちでキャストを始める。
「ワシ車にタオル取りに行くけー、もし釣れたら自分で対処してゲットせーよ」
(まさかこのタオルを取って帰る短い時間で釣るとは思いもよらず…)
戻ったらヤツはタモの中に、50㎝超をしっかりインしていた。
ワシがたった2分、海を離れた間だった。
ヤツは起きてからここへ来て、たった5分の間だった。
初めて釣ったくせに、わりと冷静にランディングしていた。
初めてのシーバス釣行で、いきなり一本目を獲った。
(ワシは相当なボウズ釣行を重ねた末なのに…)
…しかしこの段階で、ワシの2番目の目標は達成できた。
ゲリオンさん、おめでとうございます
バスアングラーなのに、バスより先に釣ってしまったシーバス
最初はナイロン2号のベイトタックルでやってたゲリオンだが、足場が高いのと遠投を考慮して、急きょワシの二番手のスピニングを無理やり逆さ付けしたT-ゲリオンスペシャルハイブリッドタックル。
次はぜひブラックバスを釣って下さいまし
と、釣友の好釣果に祝辞を述べた。
ちなみに彼は帰りの車中で、車中に放置していたカタログのシーバスロッドとスピニングリールのページをガン見していた。
今回の釣果(例によって不眠不休で投げ倒し)
結局70オーバーは次回へ持ち越しとなりました…
しかしさすがは春のイカパターン、食味はサイコーでしたよ
GWは多方面で好釣果が聞こえてきますねー
徳さんはこの日に鯛ラバで2枚、翌日は山陰で50ℓクーラー満タン×2とリンゴ箱×2の青物爆釣劇。
会社の遊魚船はどうだったんかな
Y師匠、ご夫婦で納竿前の表敬訪問、ありがとですー。
また行きゃんしょーで
結果……シーバス7匹