仕事の帰り道、旬平船長からプルルルルルルルル…………
「今からアサリ掘りに行くんですよ~、近いんで、よかったら行きませんか」
「アサリ獲れるん
ちょっとたいぎーけど、まーほんならちょっと見に行こうか~」
というわけで、狭い住宅地を抜けてポイントへ………
着いたら船長は今年小学生になったJr(こ~ちゃん)を連れて来てて、さっそく親子2人で干潟におりたち、アサリを掘り始めた。
(私はヨゴレになるのがイヤだから、カメラマン兼こ~ちゃんの話相手)
こ~ちゃんは、わりと寡黙で口数の少ない船長の息子とは思えないほどよくしゃべり、さらに車でちょこっと昼寝したらしく、充電完了話す内容も一年生のくせにしっかりしていて、40間近のオッサンを目の前にしても人見知りナッシング
海の生き物を見つけては、ちくいち報告にやってくる。
- ヤドカリ -
- 発掘中のこーちゃん - (サウスポー?)
こうちゃんの話を聞きつつ獲物を見てやりつつ、ふと目をやると………………
ガリガリガリガリ…………
マジな顔して一心不乱にアサリを掘り続ける船長の姿が。
こーちゃんさらわれても、多分掘り続けているに違いない。
潮が満ちてきて、体半分浸かっても、掘り続けるに違いない。
必死になれることがあっていいな~~
……長靴半分ドロに埋まってますけど。
ズボンにもドロがべっちょりついてて、帰ってかあちゃんに怒られますがな
……しかも息子同様、ちくいち獲物の報告に来る。
- しじみ -
- ミル貝 -
- シャコの子 -
………アサリはおらんのかい
釣りでも()貝掘りでも外道ばかり…
船長いわく、どうも先行者が掘り返した後があって、タイミングが悪かったらしい。
そして呼ばんでもいいのに、わざわざ【持ってない男】…のわしを呼んだのが運の尽き。
ワシは掘り続ける親子をほっといて日暮れを待たずに帰りましたけど、こ一時間がんばって……
い~んです。
楽しけりゃい~んです。
味噌汁一人前でもい~んです。
こ~ちゃんも楽しそうだったし。
帰りぎわにこ~ちゃんと2ショット!
(仕事あがりなので、多少疲れとります)
そして精神年齢の変わらない親子
結果
親子で、アサリ…数個 しじみ…数個 ミル貝…1個 ヤドカリ、ゴカイ、エビ、カニ、シャコ、イソギンチャク(これらはリリース)………………etc