sassan2000 diary -8ページ目

近江八幡ニトニト

大舩さんの個展を見に、近江八幡へ。
去年の琵琶湖一周ツーリング以来の滋賀。
新快速で大阪から一時間で行けた


駅前で自転車をレンタルし、
散策マップをもらって
ギャラリーへ。
歴史感のある住宅街にある古い日本家屋を改築したギャラリーは
とても強い空間。
一階、二階、蔵など空間をフル活用して
二人の作家がしのぎを削っている。
地元に由来した良い展示でした。
ただ、そろそろ大舩さんの新しい展開を見たいと思った。
両作家さん不在で残念。
こんなアトリエがほしいなあ、と思った。
http://no-ma.jp/



マップを見ながら自転車で街を探検。
観光地かと思っていたけど、
土曜の夕方だというのに街は驚くほど静か。
でもその独特の空気が古くからの民家や社寺と相まって、
自転車で走っているととても静かで満ち足りた気持ちになれた。
夕空がとても綺麗だった。


琵琶湖のある滋賀の空気って独特だと思う。
海辺の街よりも空気がゆったりしている。
歴史によるものなのかなー




で、
大阪に帰ってホルモンをたらふく食べる。
情緒も糞もなくなる。

中岡真珠美展 @ O gallery eyes


よくある「視覚への疑問」的アプローチで、
風景写真をモチーフにレイヤー的感覚で画面を構築している。
コンセプトはさておき、このレイヤー感覚には共感を持てた。
僕の好きな形が(手癖に近いのかな)ここにもあそこにもあり、
画面内に新たな形を色々妄想してしまった。



素材は油、アクリル、カシュー(人口漆)、
メディウムなど色々使っていて、
それぞれの特徴をうまく利用していた。
マットな白いモデリングペーストによる雪 のような、陶器のような質感が画面に柔らかい空気を出し、
一方光沢のあるカシューの鮮やかな色彩が宝石のように輝いていた。
特に盛り上がった白い壁面からアクリルの白い壁面への
色と高さのグラデーションがすごくよかった。



作品は一点だけ残してほぼ完売!
だったので、いや、お金もないので、
ポストカードを購入。



非常に完成度が高く、かわいく、
これはモテるだろうなあ、
と思っていたらすでにかなり活躍されている模様w
中岡さんもいらして作品について色々話をした。



「ピンポイントであたり!」なギャラリー巡りでした。
芳名帳に名前を書きつつDM棚を見ると
明らかに他よりでかい噂のDMが一番目立ってましたww
サカイさん企画「こことそこ -そのあいだ-」山中たろう/小寺絵里 展
@ アートカレッジ神戸 6/20~7/7
(宣伝ですw)



中岡真珠美展@ O gallery eyes
明日17時まで!
ですがおすすめです!

ぼのぼの

studio J 大西伸明展


大西さんの作品を生で見るのは今回が初めて。
今回は自然物がモチーフになっていた。
石の作品はほんとに石だった。
中の空洞を見て、
ぼのぼので自分以外の世界の人々全員が実は着ぐるみで
日常を演じてた!!!って話を思い出す。
あれは全然ほのぼのしてなかった。

木と地図は、
大西さんから説明を聞くまで現物だと思ってた。
疑うことを知らない無垢な自分を誇らしく思った。
地図の折れ目が最高にイカしてた。

http://www.daikan.ne.jp/studio-j/current.ex.html
http://www.nomart.co.jp/~onishi/




その後、あまりに天気がいいのでバイクで舞洲へ。

端

楽しい。




フンデルトヴァッサーのゴミ処理場を見に行く。

2

3

楽しい。




目の前でヘリが飛び立つ姿に夢中になる。

4

楽しい。




中学生の軟式テニス大会やってて、昔を思い出しうずうずする。

楽しい。





そんな平和な一日でした。







坂本龍一 "put your hands up"
News23のこれは情熱大陸のあれ並にずるい。
造形大でやってたライブ行けなかった。
ロハスってお金かかるなーと思った。

部長課長

今日久し振りにプールに行った。
ここんとこ体内に溜まっていた何かが水の中に染み出ていくのがよくわかった。
ほんと気持ちよく、頭も心も体もすっきりした。


体は正直だなーと思う。
ビールもうまい。


その後久し振りに関大前をぷらぷら。
課長 島耕作 文庫本 全17巻がたった1350円だったのでつい衝動買い。
あー忙しいときに限って、、、
でもいつか課長にはなりたいと思う。


島



まあいいや。
やっといい感じで線が動き出した。

ビールとアートと

夜勤明けの朝10時頃、
この季節の晴れた午前の太陽は
バイク乗ってる人間には堪え難い誘惑。
眠くて何度も車につっこみそうになりながら、
ついつい新御を終点箕面カルフールまで意味なく走ってしまう。
往復1時間くらいのぷちツーリングの後淀川でひなたぼっこをしたりするのが
最高に幸せ。
にも増してビールの誘惑。
今朝は立ち飲みを我慢したものの、
帰って家で一杯。


ちょっと寝て作業に入るがなかなかはかどらず。
で、切り上げて夜はまたビール。
東梅田のお気に入りのビアバー ヤマト。
ビール一杯入れるのに10分くらいかかる徹底ぷり。
この上ない幸せ。
ソーセージ盛り合わせがまた絶品。
生ハムも上手い。
チーズスティックがたまらない。
http://r.gnavi.co.jp/k037600/



今年も胃下垂ビールっ腹が促進しそう。
しかしビールって麦の味とか苦いとか、
単純に考えて決して魅力的な味じゃないのに、
なんでこんな中毒性があるんだろう。
高校時代の晩酌から始まって、
今までずっと続いてる。
腹壊してまで飲むってよっぽどだな。
父親、祖父を見ても明白、一生止めれる気配ないな。



そしてビールとアートはとても近い存在だと思う。

キリンプラザに乾杯。

神戸大阪ニトニト

だらだら長いです


三宅砂織




5/27(土)

gallery H.O.T. 大久保 武 -心象-

http://www.recommend.ecnet.jp/20060524ookubo.html
でかなり期待を膨らませていたが悪い癖でちょっと膨らませすぎたかなw

アルミ板を100均スポンジで磨いて風景を描く。
近くで見るとただの金属板だが、離れて光の反射がある角度になると
ふわっとそこに風景が現れる。
縦と横など表面の傷の色んな方向によって明暗が現れる。
今展示している絵を横に90度回転させると明暗が逆になるらしい。
地味だったけどおもしろかった。

最近光と関連させた作品が多い気がする。


はやりなのかな。
いや気になってるだけか。

http://galleryhot.com/cam.html  に映ったので目的達成



wks.へ
二回目。
森太三さんに初めて会う。
作品から線の細い繊細な人を勝手に想像してたら
「がはは」という感じで面食らうw。
夕方のため陽の黄色い反射光が入って来ていて先週よりもやが減った気が、、、
空間全体の色との関係で一番相性がいいのはやはり蛍光灯の白い光だな。
昼間は日光遮断するか蛍光灯消すかどちらかにした方がいいなと思った。




一路神戸へ。
三ノ宮の音屋へguitar noiz orchestraを見に行く。
実は客としてスガナミさんのソロを見るのは初めて。
出演者が全員ソロでお客さん少なかったので
ソファーの特等席でだらっとくつろぎながらビール呑めて音楽聴けて幸せだった。
スガナミさん、本人はイマイチと言ってたけど、おもしろかった。
リアルタイムで音楽が出来上がって行く様子を体感できる。
彼はいわゆる天才肌だと思う。
トークは相変わらずすごく緊張していたw

7月29日には六甲アイランドのアートカレッジ神戸で
彼の演奏と共にライブペインティングをする。
今からすごく楽しみ。


トリの東京から来ていたpasadenaというおっちゃんがこれまた良かった。
iMacでレゲエ~ダブのトラック流しながらギターを弾くゆるーい感じ。
高校生のころ好きでよく聴いていたダンスホール~ダブを思い出していた。
おたくっぽい風貌に似合わず曲の合間にラジオDJのような流暢なトークが必ずあって、独りラジオ番組を聴いているようなおしゃれライブだった。


で、
ライブの後は毎度お決まりの壮絶な修羅場。
神戸の夜は荒れていた。






5/28(日)


BEATS GALLERY  平澤直治「日本國」

平澤さんの3日間だけの個展を見に
本町にある写真のギャラリー、BEATS GALLERYへ。
ボロい建物の屋上にある映画のような立地に興奮。
写真展示だけでなく、
奥の部屋でスライドショーがあった。
平澤さんの作品は政治性というか、少しテーマが重い感じがしていたが、
音楽に合わせてスライドにすると短編映画のようになり、
今までで一番すっと入っていけたような気がした。
昨日のスガナミさんといい、平澤さんといい、
異様に腰が低い人が多いなあ。




複眼ギャラリー 三宅砂織「トゥィンクル」

三宅さんの作品は初めて見た。
これはおもしろかったな。
大小のドットが線を形成しておもしろおかしい絵が描かれている。

どうも写真らしい。
制作過程はちゃんと聞いてないからわからないけど、
フィルムの段階で描いているということは、
相当細かい作業なんだろうな。

コンセプトと技法と遊び心がうまく混ざった作品だと思った。
http://www.fukugan.net/jpegbox/title.html





その後心斎橋の交差点ど真ん中でバイクを鍵を無くし、
近くで駐禁取り締まってる警官を見てパニックになる。

天六まで戻りスエヒロでハンバーグ食べてすごくうまかったけど腹壊す。

夜勤のバイトへ行く。

夜中、友人のMP3プレイヤーにオザケンの
幻の1st「犬は転ぶがキャラバンは進む」が入っていた。
中学時代、通学の山電から海を眺めながら
カセットテープが擦り切れるまで聴いていた
「天使達のシーン」を久し振りに聴いて、
当時の荒んでたときのことを思い出し、隠れてひとり本気で泣く。
職場で。
ニートは得てして情緒不安定だと思う。






七尾旅人 「萌の歯」 雨に撃たえば

彼のメールで次回宮古島でのライブ、
引退試合になるかもと書いてあった。
前向きな意味でそのくらいの意気込みってのは大切だな、
と思った。

売れるもの

佐藤貢展 iTohen


佐藤貢


最近は日曜の夕方、iTohenに行くのが恒例になっている。
天六~中崎町にあるギャラリーカフェで、
アート関係の本が自由に読めて、
カルロスさんのコーヒーもうまくて、
空間がとても落ち着いて、
サザエさん/ちびまるこちゃん症候群を和らげてくれるから。
以前原君の個展の時に来て以来かなりお気に入りの店。
確かオーナーはデザイン事務所してるのかな?


で、先日は佐藤貢さんの個展最終日だった。
いつもと違い、店内は人がいっぱい。
和歌山の海岸で拾った廃材だけで作られたオブジェ。
デザインセンスがとてもよく完成度がとても高い。
廃材とは真逆のとても美しいものになっていた。
作家さんと話してないのでわからないけれど、
平面的な感覚を強く感じた。
平面が元にあって半分だけ立体にしたような、、、
ずっと放浪していただけあって、
情景というか静かで詩的な世界観がとてもよく伝わってきた。

そして手頃なサイズで壁に掛けられていて、
結構な数の作品が売れていた。
お金があったら欲しいなあ、と思った。


作品数が多過ぎて空間がごちゃごちゃになっていたのが残念かな。


佐藤さんの作品はデザイン的要素が高いものだと思うが、
あの値段であれだけ売れるというのは凄いことだと思う。
「売れるもの」ということについて
色々考えさせられました。


http://www.skky.info/itohen/gallery/asa_sato.html
http://www.skky.info/itohen/shop/work_sato.html

5/24~6/11まで中津のパンタロンというお店に巡回します。
http://www.pantaloon.org/





「売れるもの」といえば昨日ヨダ君から
今度CDリリースされる夢中夢のデモをもらいました。
どんな顔してこんなの作ってるねんというほどとても美しく
彼の才能が詰まった作品でした。
hirroponnさんの美声が間違いなくハイライトだと思いました。
で、「売れるもの」について二人で考えたのでし

すき焼き、フンデルトヴァッサー、京都アートマップ

昨晩は寝屋川のはまっこ別邸で季節はずれのすき焼きパーティー。
いやーうまかった楽しかった。
すき焼きなんて何年ぶりかな。
皆帰ったがあまりの居心地の良さに泊めてもらう。
はまっこの好きなホッケーの試合を見ながら
大量の「ふ」と肉をつまみにビールで4時頃まで呑む。

珍しく午前起床で京都へ。
カネルでご飯食べてはねうさぎへ。
夜の方が良かったらしく残念。
外界へ向けての火のイメージのインスタレーションが19-22時やってるらしい。
ほんとに通報があったらしく消防署から苦情が来たらしい。

お目当てのフンデルトヴァッサー展を見に美術館へ。
凄く良かった!!!
高校までの美術の授業くらいしか教育を受けていない
僕が独学で絵を描き始めた頃、
まず大きな衝撃を受けた作家の一人。
それは普段あまり美術館では見かけない
大勢の若い客層を見ればよくわかった。
シルクや木版画の作品の完成度、
絵や絵の外枠のデザインセンス、
建築模型の圧倒的な世界観、
どれをとっても僕の画集による想像を遥かに超えていた。
45分間やっていたドキュメント映像もすべて見ました。
明日までです!かなりおすすめです!


ギャラリー16でもらったDMを頼りに
噂の山こま荘オープンアトリエへ。
あいにく奥田さんは芸センに行ってるらしく不在。
作家は福本浩子さん、城戸みゆきさん、奥田真希さん、show-raさん。
その中でここで生活しているのは奥田さんだけ!
いやーおもしろかった。
窓を開けるとそこは一面お墓!!ってありえへん
居住空間と本人のイメージがこんなにリンクするとは、、、

ついさっき終わったshow-raさんのライブペインティングの映像を
見せてもらう。
DJが流すテクノに合わせて描く彼女の描く線は
僕のそれとはまったく違うけれど、
色々想像してついつい見入ってしまう。
おもしろかった。


射手座、笹岡敬展。
入ってしばらく、それが一体なんなのかよく分からなかった。
しばらくじっと見ていると、、、
先日のwks.の森太三さんといい、
光のトリックはおもしろい!
先日も今日もあまり度の合っていない眼鏡だったため、
目をこすりこすり体感する。


同時代、塩保朋子展。
これはもう完全に圧倒されました。
想像もつかない作業量にただただ恐怖を覚える。
ここまで来るともう逆に開き直ってしまい、
「こういう人もいるんだな」
くらいにしか思えなくなってしまう。
まあそのくらい凄かったってことで、、、
小さい作品が凄くよかったな。
技法が気になる。


この頃になるともう足ががくがくで、
7時直前に芸術センターに着き
船井さんのオープンアトリエに遊びにいったけどこれまた不在!
残念だがアートマップの大盛況のオープニングを横目に
フラフラなんとかneutronへ。

中比良さん、今回は俯瞰で梅田の街並みを。
これまでの女の子の絵の方が好きだなあ。

結局neutronで23時前まで
食事したりだらだらして帰宅。


いやー濃い一日でした。

帰ったら○○○はなかった。
代わりに「防犯カメラに映ってますよ!」という貼り紙が、、、
このボロマンションのどこにカメラなんかあるねん!

空と山と○○○と

夕方玄関を出てみると
やっと○んこが片付けられていてほっとする。



O galleryの井谷菜々さんの個展へ。

ホワイトキューブの隣り合わせの壁二面に60X50cmくらいの
シルク作品が一枚づつの計二点だけ。
この余白を最大限にいかした展示空間がとても気持ちいい。
自分もこのくらいずばっと見せたいな。
作品も以前ヤマグチで見たものより要素が増えていておもしろい。

ただ、DMに掲載されていた黄金色の作品が去年の展示のものと知り残念。



gallery wks.の森太三さんの個展へ。
入っていきなり迷路の入り口のような仕切り壁があり面食らう。
中に入ると、床一面に作品が敷かれていて、その上を歩き回る。
凄く良かった。
光の反射によって新たな空間が生まれていた。
目が疲れているのかと何度も眼鏡をこすってみた。
こんなに光のトリックに感動したのは初めてかも。
自分の前回の個展のタイトル「ヤマノハヤマギハ」のことを思い出した。

片山さんと床に座って色々裏話を教えてもらう。
あれを足ツボ健康のために住宅建築の床に取り入れたらおもしろいな。
今はやりのエコハウス。

森太三さんの個展かなりおすすめです!
http://www.sky.sannet.ne.jp/works/cur.html



その後梅田ぷらぷら。
ツタヤ半額ということで
今更ながらはまってしまった坂本龍一のCDを20枚くらいレンタル。
この時期夜中雨音と一緒に聴くとたまらない。
そういやshing02との曲も発表されたなー


夜帰宅すると昨日と同じ場所に新たな○んこが!!!
あー怖い、怖すぎる。
これは明らかに事件やなー。
現代社会の闇の部分が凝縮されたようなマンション。
ほんまに引っ越したくなってきた、、、


で、さっき雨の中バイクで梅田のツタヤへ返却に。
帰りにめしやに寄って野菜炒め定食を食べる。
深夜の店内は客一人、色々考えごとをする。
帰ってきて○○○を見てまた萎える。

昨夜のこと

ぼんやりと意識だけ眠りから覚めると、
ヘッドフォンから聞き慣れた音楽が聴こえた。


瞑ったままのまぶた越しに
蛍光灯の明るさを感じ不快になった。


一瞬目を開けすぐまた閉じた。


灰色の空間に白い残像が現れた。
目玉を動かし、音に合わせて光の線を描いて遊んだ。


ラセントーカ。


まぶたを開き、
イメージの痕跡を手でなぞった。


ラセンショーカ。



ラセン





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7月に大阪と神戸で個展2週連続で開催します。

イメージが少しづつ固まってきました。
夏を満喫したいです。
後者はBTのライター酒井さんのコーディネートです。
ライブイベントも企画中です。


7/17~7/22
「ラセントーカ」@画廊編(大阪)
7/24~8/3
「ラセンショーカ」@アートカレッジ神戸(神戸/六甲アイランド)