父は6年前に胃がんのため胃を全摘しています。

6年が経ち、根治したー!爆笑と喜んでいたのも束の間、今年の人間ドックで、以前からあった膵臓の嚢胞の中に腫瘍らしきものが育ち始めていると言われました。

地元の病院では、「おそらく手術になると思うけど、ここではできないので、胃がんの手術を受けた病院に紹介状を書きます」と言われ、先月、手術した病院で検査やら診察を受けました。

診察の結果はIPMN  膵管内乳頭粘液性腫瘍というものでした。

その腫瘍が、良性か悪性かは腫瘍をとって病理で検査してからじゃないとわからないけど、5割以上が悪性です。

このまま放置したら膵臓がんに進行する可能性がありますと、、

そんなこと言われたら手術するしかないと本人は思うわけですよ。

父はもう82歳。見た目は70代と思うぐらい若々しく、すこぶる元気だけど、胃を全摘してるから吹けば飛ぶような体型。

私たち兄弟は82歳まで生きたんだから良性か悪性かわからない中での手術より、今の生活の質を保ったほうがいいんじゃないかと意見しました。
でも、本人は東京オリンピックをなんとしてでも見たいという強い気持ちがあり、結局は父の決断に任せることにし、手術をうけることになりました。


そして、昨日、術式の説明が主治医からあったのですが、胃がないから普通の手術よりははるかに難しい。おそらく10時間はかかるだろう。亡くなる危険性もないわけではない。
手術やりますか?やめますか?どうしますか?


へっ?びっくりだって、すでに昨日手術の手続きも終えてるし、検査も全部済ませて、それに今、18時だけど、、明日の手術なのにいまさら何?何言ってるのー?
すっごい不信感ですよ。
そんなこと事前に話してくれてたら手術辞めてるよー!ムキー
なんて文句もなかなか言えず、、、ショボーン
父は「大丈夫!がんばります!」と笑顔で受け答えしてました。

今、まさに手術中。
朝、元気に手術室に入って行きました。


今は、無事に手術が終わることを祈るだけです。


何かしないと落ち着かず、朝、姉と増上寺にお参りしてきました。