クリント・イーストウッド監督。
ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニー、エミー・ロッサム、ケヴィン・チャップマン、トム・グイリー、スペンサー・トリート・クラーク出演。
最後のエンドロールで、“Directed by クリント・イーストウッド”って出てきたときはマジで『えっっ
』って感じで、これがイーストウッドの監督作とは知らず、単にショーン・ペン主演のサスペンスものっていうので観ました。
でも、さすがでした。。これは今までのサスペンスで僕は一番ですねイーストウッドと聞いて、『えっ』っていう驚きと、『あぁ』っていう納得感が同時にやってきました。ホントこの作品好きですね、自分
でも、かなり重い作品ではあったけど
たとえば、僕にミステリーというものに興味を注いでくれるようになった、あの『SAW』のようなサイコやスリラーといった類の作品が正直映画のジャンルでは好きなんですが、それとは違う、何かグッとくるものが込められた本作。さすがイーストウッドといったところでしょうか。『硫黄島からの手紙
』のような戦争ものもいいけど、もう一回このようなサスペンスものを、この人に作ってほしいですね
ショーン・ペン。やはりこの人と、イーストウッドあっての『ミスティック・リバー』ですかねぇ
なんか、いつもよりもやけに筋肉モリモリやなぁって感じた。裏社会で数年過ごしていた過去を持っていて、あの役柄のために筋肉つけたのかな??さすがオスカー俳優といったところでしょうか
本作でアカデミー主演男優賞受賞
次に観る予定の『ゲーム』、もう一度観直したくなった『アイ・アム・サム』、『21グラム』、『ザ・インタープリター』、そしてもうすぐ公開の『オール・ザ・キングスメン』などに出演。
ケヴィン・ベーコン。ベーコンってそれにしても凄い名前だな笑。好きなハリウッド女優のうちの一人、シャーリーズ・セロンの夫さんですね今回は25年後の刑事役を演じていて、主演はショーン・ペンだけど、彼の目線で追っていくことが多かったかな。普通に雰囲気・身なりがかっこよかったですね
『アポロ13』、『エコーズ』、地上波常連であり、今続編が公開されている『インビジブル』、『コール』、『イン・ザ・カット』などに出演。悪役も善い人役もこなせる役者ですね。
ティム・ロビンス。彼の演技も凄かったですね~
彼の25年前のあの悲惨な過去が本人演じた現在のデイブに徐々に交錯していき、そしてそれが二重に交わって、観る側をややこしく、混乱させていく・・
見事に騙されました。。
本作でアカデミー助演男優賞受賞それにしても・・・凄い作品だわ
『ショーシャンクの空に』、『ザスーラ』、『宇宙戦争』などに出演。
ローレンス・フィッシュバーン。身体のデカさもあると思うけど、本作でも『マトリックス』での印象に負けず劣らず、がんがんアピールしてきてましたよ
ベーコン演じたショーンの上司であり、今回の事件の捜査の相棒役でありやした。ベーコンの出てくるシーンが多かったので、それに伴い彼の出没度も上がっていたのかな
『オセロ』、『マトリックス』シリーズ、『アサルト13 要塞警察』、『M:i:III』、そして内容もどんなジャンルなのかも分からないんだけど、凄いメンツが集結しいてる『ボビー』に出演。これかなり気になってます!!何か知ってる方情報くださいぃぃ笑
マーシャ・ゲイ・ハーデン。過去との決別に苦悩するデイブの妻役。彼女の苦悩もちゃんと描けていたことが、よかったです。でもそれがまた、色々観ている側にも混乱を招いて、彼女と同じ気持ちにさせられていくんだけどね・・・そこがまた上手いなぁ~、と思ったところでもある。
『ポロック 2人だけのアトリエ』でアカデミー助演女優賞受賞『ジョー・ブラックによろしく』などにも出演。
ローラ・リニー。主演のショーン・ペンが演じたジミーの妻。ジミーをある意味“一番”と考えていて、かなり支えになってあげていたのかな。ただ最後は少し慰めすぎかな、とか思ったり。。(作品の話の中でね)
『トゥルーマン・ショー』、『プロフェシー』、そして今年度のアカデミー脚本賞にもノミネートされていて、周りの評判も良い『イカとクジラ』にも出演。きつい言い方かもしれないけど、“お母さん役”から脱却したとしたらどうなっちゃうのかな!?って思っちゃう女優さんでもありやすねっ
エミー・ロッサム。彼女ホントかわいいよね~普通に
『トゥルー・コーリング』のトゥルー役の女性に似てる感じもする。ちょっと違うか!?笑 本作での出番はあまりなかったものの、ジミーの娘役だったし、頭に残る人は残るキャストの一人だったのでは!?観てはいないけど、『プラダを着た悪魔』の主人公役を彼女がやってみていてもかわいくよかったのではないかな
とか思ったり。こんなん書いてたら今度はアン・ハサウェイにも似てるように思ってきたし。。笑
今後の“出番・役柄”に注目といったところかな??ちなみに彼女は1986年生まれで、自分の一個上!さすが、アメリカ人は違うね~
笑
『オペラ座の怪人』、『デイ・アフター・トゥモロー』、『ポセイドン』などに出演。
~あの出来事さえなかったら、僕ら3人は今よりもっと良い関係でいられたのかな?それとも、これでよかったのかな・・・?答えがないんだ。。~
ボストンの貧困地区。路上ではジミー(ショーン・ペン)、デイブ(ティム・ロビンス)、ショーン(ケヴィン・ベーコン)の3人組がボール遊びに興じていた。ボールが排水溝に落ちたとき、不審な車が少年たちの傍に停まる。警官を名乗る2人連れは、3人の内からデイブだけを車に乗せ、静かに走り去った・・・。
数日後、デイブは暴行を受け、無残な姿で発見される。
それから25年、同地区で殺人事件が発生。被害者はジミーの娘だった。捜査を担当するのは、今は刑事となったショーン。やがて捜査線上にデイブの名が浮かぶ。
事件は3人の過去を弄ぶようにして、非情な物語を導いてゆく…。(goo引用)
初め、誰がジミーで、誰がデイブ、ショーンなのか当てはめるのが必死でした。。それが頭で一致しないわけには話は進まないからね
“Mystic River”・・・神秘的な川、とか(不思議な川)っていう意味なのかな。ホンマにいい題名付けますね、おやっさん!!イーストウッド監督笑 “かする”ようなくらいの程度のところをわざわざ題名にしてるのが、またニクイというかなんというか・・・。そこにまたちゃんと意味も含まれてるしね