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ユージュアル・サスペクツ


ブライアン・シンガー監督。

スティーヴン・ボールドウィンガブリエル・バーンチャズ・パルミンテリケヴィン・ポラックピート・ポスルスウェイトケヴィン・スペイシースージー・エイミスベニチオ・デル・トロ出演。


最近、やっとDVDが発売されたみたいで、TSUTAYAでも一枚だけ置いてたので、即ゲットビックリマーク95年モノの映画の“ビデオ”は、さすがにね。。。ダウン

それで、めちゃくちゃ期待してたんです。周りの評判、他の人のレビューなんかを見てて、これは絶対いつか観ないと!!って思ってたんだけど、思ってたんだけど・・・・・・


ホント見事に期待を、いや予想を裏切られました。。。。ううっ...あせる

『最後の最後になんかある』ってゆうのが頭にちょこっとでもあったら、サスペンス大好きくんは、のっけから目ギンギラギンにして観てまうやんっっパンチ!笑 しかも、あの5人の中に、あのケヴィン・スペイシーですよ・・・しかも終始左手がズームインされすぎ・・・目立たないはずがない。。。ショック!もちろん、今だからこの人はこんなに有名なのであって、当時は無名に近かった5人を集めたわけだし・・・95年の公開時に観ておきたかったぁ。。だから、僕はそうゆう意味でホント騙されちゃいました。。。しょぼん

でも、この年のアカデミー脚本賞をとってるだけあって、やっぱり最後の10分の真犯人の変貌ぶり・解明方法にはやられますね、今のこの時期に見てもグッド!始まってホントすぐに犯人の目星は付いちゃったから、逆に僕は“どうやってこいつが犯人なのかを解き明かして、どんな結末に仕上げてるのか”に重点を置いて観ました。

それにしても、やっぱり僕にとっては、ホントある意味残念な作品・・・SMILE晴れ

スティーヴン・ボールドウィン、チャズ・パルミンテリ辺りは色んな作品に出てるみたいだけど、あんまり知らないですね。

ガブリエル・バーン。『エネミー・オブ・アメリカ』、『アサルト13 要塞警察』などに出演。渋~い役者さんでしたぼー

ケヴィン・ポラック。この人は結構お馴染みかな。『カジノ』、『隣のヒットマン』、『スコーピオン』、『ホステージ』などに出演。

ピート・ポスルスウェイト。彼も色んな作品に出てますね~。『ロミオ&ジュリエット』、『ロストワールド/ジュラシックパーク』、ハリウッド版・仄の暗い水の底から『ダーク・ウォーター』、『ナイロビの蜂』、『イーオン・フラックス』、『オーメン666』などなど。。

スージー・エイミスは今回主人公的な人物の妻であり、弁護士役。『タイタニック』の出演がキッカケでジェームズ・キャメロン監督と結婚したらしい。

そして、そしてビックリマーク最後にケヴィン・スペイシー。彼の“演技”との出会いは『ペイ・フォワード』でした星教師とゆう微妙な立場としての葛藤、自分の顔に刻み込まれた過去との葛藤・・・そんな何かと何かの間を表現するような難しい役所を、見事に演じていました。この人は一体だれ・・・・ケビン・スペイシー。本当に凄いものをもった人だと思います音譜ちなみに、ペイ・フォワードは僕の映画ベストテンに入る作品なんだけどねチョキ本作ではアカデミー助演男優賞。そして『アメリカン・ビューティ』では主演男優賞を勝ち取っておりますねニコニコまた、『アルビノ・アリゲーター』では初めて監督とゆう分野にも挑戦してますクラッカー近々観ようと思っている『セブン』や、『アウトブレイク』、『評決のとき』、『L.A.コンフィデンシャル』、『交渉人』、『16歳の合衆国』、『スーパーマン リターンズ』など、この人が関わった作品の共演者の方たちはかなりの大物が多いです。そう考えると、色んなところ、色んな人から、色んなものを吸収している俳優であるとも言えるでしょう流れ星今後も頑張って欲しい!!



この映画の始まりは、どこかの倉庫のような、何かの地下のようなところ。ある男が一人座っていて、タバコの火で火事を起こそうとするが、二階にいたもう一人の男に消される。。そして、その男は椅子に座った男のところに近づいていく・・・。椅子に座った男が言った。

脚が痛いよ・・・・なぁ、カイザー。。

そしてその椅子に座った男は、その“カイザー”とゆう男に銃で撃たれ、場面は過去へと戻るのだが、この“カイザー”とは一体。。。


ここ、カイザーと主人公(椅子に座ってた男)とのやりとりで、カイザーの顔は見えないんだ。もちろん見せてたらこの映画自体が成り立たないんだけど笑、ちょっといきなりで名前を覚えるのに必死だったかなひらめき電球それに、作品全体の時系列も、単に過去に戻るだけじゃなかったから、結構複雑に感じた!あのロープの山とかのシーンも、やっぱり最初から伏線が張られてたんだよな~。。。(てか逆に張り巡らし過ぎ!シラー笑)



ある日、5人の男が警察に連行される。容疑は、銃を積んだトラックを襲い、積まれていた大量の銃を盗んだ、とゆうことである。この5人のうち2人は知り合い同士で、あとは皆知らない者同士。その中には、あの椅子に座っていた男もいたのだ・・・。彼は町のちょっとした企業家で、敏腕弁護士の妻を持っていた虹他にもう一人。左手と“脚”が不自由な男・ヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)も一緒に容疑をかけられていたのだ・・・


この時点で僕はもうある程度気づいてたかな汗はてなマークホント早すぎで、自分に残念でした泣笑 でもこの不思議な容疑で、たまたま集められた5人はこれがキッカケで、釈放後あることをたくらむんだ・・・ドクロ


そのたくらみとは、警察が職務中に不正に行っている、タクシーのように金をもらって人を送っているとゆうことを嗅ぎ付け、そこにたまたま宝石を持った男が今度それを利用するとゆうのだ。男たちは、それを狙って宝石を盗もうとする。それは見事に成功するのだが、このほとんどあてっぱちとも言える様な作戦の案を出したのが、あの障害を持ったヴァーバルであった。。。


このシーンで、助手席に座ってる警官は、24のシーズン4、5辺りで出ていた、あのふとっちょさんですね音譜笑 まさかこの作品に出てるとは・・・シーズン5では天使になっちゃったけどあせる


そして、この宝石を5人のうちの一人の知り合いの男に売ることにする、のだが、それならついでにもう一つやってもらいたいヤマがある、と申し付けられるお月見その目的である宝石を盗むのと、代わりに金は全部お前ら5人にくれてやる、とゆうものだった。5人はしぶしぶ、いや、かなりノリ気でこれを実行に移すのだが、当の獲物が、なんと宝石ではなく麻薬のヘロインであった。・・・しかし、このとき誤って相手(麻薬を持ってた奴ら)を全員殺してしまう。まんまと騙された5人・・・しかし、人を殺したとなると、この話を持ちかけてきた男たちをも殺したりするわけにはいかない。今までのやってきたことが失敗になってしまい、5人は途方に暮れていた・・・NG


一方で、ある外来船が爆破されるとゆう、事件が起きていた爆弾乗船していた乗組員のほとんどが死に、生き残ったのは二人。一人は体のほとんどにヤケドを負ってしまい、喋るのもままならないハンガリー人と、もう一人は体に障害を持った、謎の男だとゆう。ハンガリー人はそのまま病院へと運ばれたのだが、その障害を持った男の行方が掴めていないのだとゆう・・・はてなマークこれに疑問に持ったFBI捜査官は、知り合いの捜査官クラインの元へと向かうのだが・・・走る人


ここからクライン捜査官とヴァーバルの、すばらしい!?尋問の場へと移っていくんですが、ここちょっと腑に落ちなかったんだよなぁ。クラインとヴァーバルの二人のやり取りに焦点を当てるのなら、ちらほら他の捜査官が入ってくるのが必要なかったし、邪魔だったように思うダウンでもコーヒーを持ってくるところは必要だったんだけどね星

それでここからまぁ、ヴァーバルのじょう舌な話が始まるわけなんだよねひらめき電球正直、どこからどこまでが本当なのか、僕自身にも分からない・・・。ケヴィン・スペイシーが演じたヴァーバルのみが知ること。。。ドクロ

ただ、やっぱり最初のトラックを襲って銃を奪ったってゆうのは、確か本当なんだよね!?あの5人の中の一人の誰かが仲間たちの前で、『俺だっ』て自白してたような記憶がある・・。

カイザー・ソゼ”・・・ホントに上手く、ヴァーバル自身が作り出した架空の人物。。最後の、あのあっぱれな演出(犯人が分からなかった人にとってはね。。。しょぼん笑)、そしてカイザー・ソゼの右腕の“コバヤシ”が迎えに来る・・・。完璧やね!!脚本としては音譜ただ、コバヤシて・・・あせる笑 たまたまヴァーバルが飲んでたマグカップの製造元が“コバヤシ”やったんやけども、ここで日本名を出してくれてたのは、なんかうれしかったなグッド!笑 あと、警察の資料にカイザー・ソゼの名前が出てきてたのはなんでなんやろ??ここはそんなに深く考えずに、ただカイザーの不気味な有名さで本当に実在してるかのようになってたから。って流していいところなのかなはてなマークちょっと疑問!?でした。。


この作品は、もう一回観ないことにはやっぱり“どこからどこまでが真実”なのかやっぱり僕にも分からない。二回目はちゃっかり騙されちゃった人と同じように伏線探しの感覚で観れると思うから、またそれは良しやねチョキ

それにしても、ケヴィン・スペイシーがメジャーの道を辿って行く足がかりとなった作品には違いない。ホント憎めない役者さんだわにひひこの作品をも騙して今の名声を勝ち取ったと考えると、さすがカイザー・ソゼクラッカーって気分になるね音譜

あぁ~~~ホントに僕も騙されたかったっっ!!俺の頭のアホぉパンチ!笑 

今回は、『ユージュアル・サスペクツ』ファンの方にとっては酷な評価かもねんべーっだ!

☆評価☆・・・3.2