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- ティム・バートンのコープスブライド 特別版
ティム・バートン監督。
ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、クリストファー・リー、ダニー・エルフマン出演(声)。
これまで少し重た目な作品が続いていたんで、今回はゆっくりと観れる作品にしようと思い、これに決定
ティム・バートン監督はかなりの“オタク”さでも有名ですが、ディズニーに居たこともあり、やはりこの人の世界観は変わってるけど、キレイこれまで『シザーハンズ』、『エド・ウッド』、『スリーピー・ホロウ』、『PLANET OF THE APES 猿の惑星』、『ビッグ・フィッシュ』、『チャーリーとチョコレート工場』などなど、有名な作品が本当に多いですね
シザーハンズを観たときは、かなり小さい頃だったんですが、それでも僕の心に強く打つものがあって、今でも覚えています
やっぱりもう一度観たい作品です
ジョニー・デップはもう日本に知らない人はいないくらいなんじゃないかな??本当に端から端まで、どんな役でも演じきってしまう役者さんですよね~なんといってもあのフェミニンなカッコ良さの持ち主ですしねっ
このティム・バートンのコープスブライドですが、ティム・バートンとジョニー・デップの強力ダッグもさることながら、撮り方が昔ながらの“コマ撮り”を使っているんで、少し普通とは違った感じで画面は進んでいきます。でもこれに違和感を感じることはなく、上手くこの作品の雰囲気を出すのにもちゃんと成功していました。それぞれのキャラクターに個性がハンパなくあるのも、ティム・バートンの絵心から来ているんでしょうね。。ホントに虫からヒントを得たような顔の輪郭とか、みんなかなり変わった顔をしております・・笑
家の財政状況が振るわない一家同士の結婚を間近に控えていた。新郎のビクターは、心優しく、思いやりもあるが、どこか頼りがいのないところもある、そんな男だ新婦のビクトリアもビクターの事を愛し、結婚の日を心から待ち遠しく思っていた。しかし、この両家の親たちがまた、この結婚を機に、世間様の名声回復を狙う、野心剥き出しの、観ている側には少しいただけないような性格
笑
そんな中、事は順調に運んでいき、結婚式の練習の日神父を迎えての大事な日だ。しかし、ここでビクターはあまりの緊張のせいか、肝心な誓いのセリフをうまく言えない。何回やっても同じ。。。それを見かねた神父は怒って帰ってしまう。。。。
落ち込んだビクターは夜の林道で一人歩きながら、セリフの練習をしていた。周りには誰も居ない、妙に静かな雰囲気だ・・・。そこで、たまたまではあるが、ビクターは誓いのセリフを、上手く言う事が出来てしまった・・・そしたらいきなり、地面の中からウエディングドレスに身をまとった女性が現れ、ビクターを死者の世界に引きずり込んでいってしまう・・・
一方、肝心の新郎がいなくなって、両家の親たちは気が気でなかった。新婦であるビクトリアもビクターのことを心配するが、そこにいるのかも分からない。。。するとそんな時に、ある男がビクトリア家を訪れる。そしてなぜか話の流れで、この男はビクトリア家に泊まらせてもらうことになるのだが、いったいこの男は何者なのだろうか・・・
そして当の新郎、ビクターだが、目覚めると、周りには骨だけのガイコツ人間、体が真っ二つに分かれてしまう男、顔だけの奴、喋り出す虫たち・・・まさにビクターは死者の世界に来てしまったのだでも、みんな実は気さくなものたちばかりで、最初は戸惑っていたビクターも、彼等のもてなしで次第に恐怖がなくなっていく・・・
そしてビクターを死者の世界へ誘拐!?してしまった張本人の女性だが、実はある理由があったのだ。昔、この女性もある男と結婚間近、とゆうところまできていた。あのビクターをさらった林道で、ウキウキとした気分でその相手の男を待っていたのだが、何者かに襲われ、殺されてしまう・・・
それから、死者の花嫁・“コープスブライド”としてこの女性はその男をずーっと待ちつづけていたのだが、そこにビクターがたまたま現れ、連れ去ってしまった、とゆうことなのだ
ここでのシーンで、ディズニーでよくある歌や踊りを虫たちがする場面があるんだけども、やはりここは普通に楽しめますねっ観ているこっちまでノっちゃう感じです
笑
そして、一方、なぜかビクトリア家を突然訪れた男と、ビクトリアの結婚の話が進んでいたのだ・・・。この男の狙いは本当はいったい何なのか・・・分からぬまま式は進んでいく・・・・・と、ここで突然あのビクターが帰ってくる
・・・とまぁこの続きは実際に観てくださいな終わり方は、ありがちっちゃーありがちやけど、すっきりとしてて、心暖かく終わらせてくれます。また、全編79分とゆうこともあり、すこしトントン拍子に話が進み過ぎた感じもするけど、この長さでよかったと思う
秋の夜長に、軽い気持ちで楽しむには持って来いの作品だと思いました
☆評価☆・・・3.3