- 松竹
- ジャケット
ジョン・メイバリー監督。
エイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイ、クリス・クリストファーソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ダニエル・クレイグ、ローラ・マラーノ出演。
エイドリアン・ブロディは『キング・コング』、『ヴィレッジ』で出演。また、『歌う大捜査線』でアカデミー主演男優を受賞しているこのしみじみとした顔がなんともいえない、イイ感じを醸し出してました
キーラ・ナイトレイはやはり『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや、『プライドと偏見』で一挙に有名になりましたね本作でも、スパニッシュでタバコをかっこ良く吸うような女性を見事に演じていました
ダニエル・クレイグは、6代目のジェームズ・ボンド役に選ばれた俳優だ。これからの活躍に期待したい!
で僕が一番印象に残ったのが、子役のローラ・マラーノちゃん
キーラ・ナイトレイ演じるジャッキーの子供時代をやっていたんだけども、かわいかった~
そんでかわいいだけでなく、演技もばっちしでしたよ
この子も今後の活躍に期待したいですね!また脇役も実力派の人たちを揃えていて、すごかったです。
1992年、主人公ジャックは兵士として湾岸戦争に出向いていたしかし、そこで頭部に銃弾を受けてしまい一度死にかけるが、一命を取りとめる。。しかしその後、後遺症で記憶障害と診断される。そして雪に囲まれた林の一本道を帰る途中、車が故障して止まっていた
そこには、母親と娘の二人がおり、その娘にジャックは自分の名前の彫られたペンダントをプレゼントする。これが後に大きな手がかりとなるのだが・・・
そして、ジャックはまたひたすら林道を歩いているとヒッチハイクに成功して、ある男性の車に乗せてもらう。少しの間乗っているうちに、パトカーが後ろから現れ、止めるよう呼びかけられる。しかし、その男はいきなり警官を殺し逃走してしまう。そして、彼はこの殺人者として扱われ、精神病院に送られることになる・・・
この辺りまではまだちょっとした伏線があるようなだけで、まだ核心へは行っていないので少し??が多かったです
そしてジャックはとある精神病院に送りこまれることになったのだが、ここが普通の病院ではなかったのだ・・・。
この病院の院長は、ある特殊な治療を実験しており、それをジャックにも行う事にする。それは、拘束衣、通称“ジャケット”と着せて動けなくし、本当は死体安置に使われている狭い引出しに閉じこめる、といったものだった・・
そして、そこに入ると、ジャックはなぜか過去の映像が目に映し出され、気持ちを落ち着かせると不思議な感覚とともに1992年のクリスマスから15年後の2007年にタイムスリップしてしまう・・・。
そこで、たまたまある女性に出会う。そう、あの林道で立ち往生していた女性だ。2007年の世界ではさすがに大人の女性になっていたそして、この女性、ジャッキーの家に招かれ、ジャックは昔のあのペンダントを見つける
そこで初めてジャックはあの時の娘だと確信し、自分の正体を明かす。が、信じてもらえない・・・
そして今は2007年だと聞いて愕然とする・・・。しかし、ジャキーから告げられた事実はそれだけではなかった。なんと、ジャックは1993年の元旦に死んでいる、つまりはあと4日しか自分は生きれないとゆうことだった・・・
ここからがジャックとジャッキー二人でのこの謎の解明に挑んで行く、核の部分へと入っていくんですが、かなり理解するまで時間かかります~現在、過去とかをタイムスリップして、未来を変えるってゆうのでは『バタフライ・エフェクト』によく似ていました
そんでジャックはこの4日の間に色んなことをしていく。もちろん自分のためにもやし、あの娘、つまりはジャッキーの未来もだ何回もあの“ジャケット”を着せられ、何回も1992年と2007年を行き来することになる
ジャックが死んだ理由があんなのとはちょっと『あれっ』って感じでした
最後ジャックがジャッキーの母に預けた手紙をジャックが読む形で話は終わるんやけども、『人は何か伝えたいがためにいきていうんだ』ってゆう言葉には共感できた。ジャックの自分の命をも犠牲にしてのあの行動
最後はなんとなくなんだけど、ほんわか、そしてすがすがしくさせてくれるような映画だった
最後の結末は、やはり自分の目で確かめてほしい
一度死んだ人間が2度目の人生でどう行動するか、かぁ~
そんで、やっぱこの『ジャケット』は言葉では言いきれないほど複雑で深い作品。だから、観る人それぞれ、観る人の数だけ違う感想を持つんだろうと思いましたこの作品のことを知らない人は是非観てみた方がいいと思います
☆評価☆・・・4.5