- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ライアーライアー
トム・シャドヤック監督。
ジム・キャリー、モーラ・ティアニー、ジャスティン・クーパー、ジェニファー・ティリー、ケイリー・エルウィズ出演。
久々のジム・キャリーさまでございます少し前までは所属の事務所問題やらなんやらでいざこざあって、あまり見掛けなかったけど、この時のジム・キャリーはまさに絶世期やね
コメディ映画といばジム・キャリーと出てくるのは当たり前だったんじゃないかな
顔芸といい、動きといい、ホントに『マスク』以来の最高さでした
子役のジャスティン・クーパーくんはどこかで観た事あるな~と思ったけど、出演作は本作品のみでした。かわいかった~
そして、僕もどの役で出ていたのか分からない、ケイリー・エルウィズ。彼は『SAW』の閉じ込められていた3人のうちのあの医者の人です。『ライアーライアー』ではどの役だったのか、今も謎です・・・笑
主人公キャリーは弁護士。のんきで、いつもウソも交えながら、周りを笑わせるような存在で、一人の息子・マックスがおり、妻とは離婚していた。でも、マックスとは暇があれば会いに行って、いつも仲良く遊び、妻とは完全に関係が途絶えている、とゆうのではなかった。
そこに、キャリーの弁護士人生を左右する大事な訴訟を任されることになるそれは普通なら考えられない、明らかにキャリー側の負け訴訟だったのだが、キャリーはいつもの巧みな(ウソつき)話術で挑もうとしていた・・。
一方で、その大事な裁判の前日、実はマックスの、これこそ大事な誕生日だった・・・・。キャリーはちゃんと行く約束を交わしていたのにも関わらず、キャリーはある事情で行く事ができなくなる
期待してキャリーを待っていたマックスは、もちろん残念がり、ケーキのロウソクを消すときに、いつもウソをついてははぐらかすキャリーにこんな願いをかけた・・・
『お父さんが、一日嘘がつけなくなりますように・・・』
そうしたら、翌日キャリーに異変が起こる・・・。どんな物事に対しても、なぜか本音しかゆえなくなっていたのだ
ここんとこのジム・キャリーの演技はさすがでした!面白すぎですっ
そして、キャリーはそのまま、大事な裁判へと出廷することになってしまうのだが、さてどうなるやら・・・
ってな感じなんですけど、もうこの法廷でのキャリーの喋りがマジでおもろいっっ尋問のところで、全く嘘はつけないから、言おうとすることは聞けなくて、自分が質問したのにも関わらず、すぐに自分から裁判官に『異議あり!』を連発するシーンは腹抱えて笑ってました
ここでは、やはり邦題がわざわざカタカナであるように、弁護士(ロイアー)と嘘つき(ライアー)の似たニュアンスを持ちこんで、なんでも裁判に持ちこむアメリカならではの風刺も繰り込まれていたんですね弁護士は法の前では常に嘘はついてはならない・・・その基本的な部分もしっかり主張している作品だと思いました。
で、最後に飛行機をキャリーが運搬車!?で追いかけるシーンがあるんだけども、そこも最高に笑えました
だから、この作品は根底にはちゃんとした部分も持ちつつ、ジム・キャリーならではの笑い所が満載で、ホント満足できる作品だと思いますエンドロールのNGシーンのジム・キャリーが周りの出演者たちを爆笑の渦に巻き込んでいるところも、必見です
☆評価☆・・・4.4