- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- インサイド・マン
スパイク・リー監督。
デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ウィレム・デフォー、ジョディ・フォスター出演。
んふぉーーーー(デフォー!!笑)
これやばいなんか観た人いろんな意見あるし、あれやけど、
俺はなんと言われようが、これ好きやわ
まずデンゼルが好きなんもあるし、最近よくウィレム・デフォーの作品によく出会う。
クライヴ・オーウェンは『クローサー』で名前知ってるくらいで、顔はぱっとみてもわからんかった。ジョディーさんはまぁっしょ
笑
いやはや、こんなに“先・真相”がしりたくて知りたくてしょうがない作品は久々!!
誰が犯人!?
誰が被害者!??
誰が一番の悪ドン!??? みたいなかんじですね笑
実際、観る前まではネゴシエーター中心の作品や思ってたけど、違った。
また普通の銀行強盗ではなく、犯人は冷静沈着で、現場の緊張感がこっちまで伝わってくるようなものやった。
ペンキ屋を装った4人の犯人グループがある銀行を襲った。
犯人たちはどれも同じ格好、サングラス、拳銃。見分けがつかない。
そして犯人たちの指示に従い、銀行にいた人たち全員が犯人グループ等と同じ格好をさせられる。。
これでまぁ犯人と被害者の違いが全くわからんくなるねんけど、それだけでは狙いの“ブツ”は手に入らない。
犯人は一つ、二つ、三つ先の手まで用意し、出るときを待っていたのだ・・・
ほんでそこにジョディーが演じる、多分弁護士とこの銀行の社長との関係も絡んでくるわけで。。。
一方、デンゼルは前にヘマをしてしまっていた刑事で、今回の事件で名誉挽回を狙う
やはり、デンゼルの存在感はピカ一やったと思う。なんか質問?の場面はオールアドリブのところもあったらしい・・
でも、ウィレム・デフォーの扱いが薄い感じで、もったいない感じは否定できない。
しょっぱなから、犯人役のクライヴ・オーウェン、一人でカメラに向かって語ってる場面から始まる。
でも、そこはただの密室なんか、それとも牢獄の中なんか分からない。。
でもその発言が一番最後へと繋がっていく
思ったのが、物語の内容のスピードはゆっくりに描かれてたんやけど、途中話すスピードが速くて理解に苦しんだ。
間、間に詰問の場面が組みこまれて、次第にそれが現実の時間と一致する。
この撮りかたは確かに誰が犯人なんか想像を膨らませる要素になってたと思う。
ただ、オープニング・エンディングの民族調!?南米調の音楽は謎でした
もうちょいシリアスな音楽の方が、いくらベタでもいいと思った
最後の10分くらいまで真相はわからんねんけど(実際俺もちゃんと理解できてるんかわからん)、一つ、犯人グループのメンバーって最初4人やったのに、最後のとこでは5人やったような気がする。。犯人はほかにもいっぱいいたんかな?
犯人は結局は人を殺さず、被害も出さずにコトをなすことができたわけで・・さらにはデンゼルへのプレゼント、andダイイングメッセージもあったわけで。。
犯人グループは根っからの悪ではなかったんやろうな。本当の悪は、一見ぱっと見ではわからない。。
人間の奥底・中にあるもの・・・そう考えると深い意味になる
“インサイド・マン”の意味は最後でわかるねんけど、疑問点がなんかいくつか残る作品ではある。
○あの下に向かって掘っていた穴はいったい何??インサイドの穴は横やったやん?
○そんで犯人グループと銀行の社長の関係がよくわからん!
○最後に別に社長は犯人たちをわざわざ使ってこのダイヤモンドと書類取らんくて良くない?別に引き出すときに、わざわざ支配人にみせなあかんとかはないんやろうし。。
でも、素直に最後まで楽しめたのは事実ですね
☆評価☆・・・4.5