白血病になった小さな男の子の話。


治療の甲斐も虚しく最期を自宅で迎えることになり家族で残りの日々を過ごしていたある日、


その子が突然従兄弟を呼んで「大好きだよ」と一人一人に告げていったそうです。

小さな従兄弟達も「私も大好きだよ」と返事。


その光景に周りの大人達は涙を流し、まるで大人のようなその子の振る舞いに驚いたその日夜急変。


親御さんは一生懸命心臓マッサージをしその子は息を吹き返しました。


看取りの医師が訪問して言いました。

「この子は自分の死期を悟って皆んなに別れを告げた。覚悟をしていた。それを呼び戻しちゃって邪魔しちゃったね」


後悔するご両親。

でも絶対離れたくないですから仕方ないことです。


医師は続けます。


「この子の頑張りでお父さん、お母さんに少し時間が与えられた。ありったけの愛情をこの子に伝えてお別れをしてあげて」


その日の夜子供を抱きしめながらお父さんお母さんはずっと「大好きだよ」と伝え続けました。


その声を聞きながらその子は天国へ。


どんなに小さな子供でも自分の最期を悟ることはできます。

本人が理解しているというより、何だかわからないけど皆んなに自分の想いを伝えとかなきゃという気持ちになるんだと思います。


データ上の余命なんてわからなくても身体の状態や

心の動きでわかる事もあります。


そのタイミングを見誤らないで受け止めてあげることができたら…。

子供に関してはできない自信しかないですが。


もう逝きますねとなった時、

「行かないで!」ではなく「行ってらっしゃい!またいつの日か会おう!」と言う事ができたらきっと逝く側も勇気が湧くんじゃないかなと思います。