今日は朝から日の出を見ました。

さて、一年のはじめなので真面目に書いてみます。
(いつも真面目に書いているんですけど)
私は昨年から、「小池龍之介」さんの本を何冊か読むうちに、
仏教や煩悩や苦に興味が芽生えました。
きっかけは、かの有名な「考えない練習」。
私は昨年の春ぐらい?にこの本を読んで、少しづつ習慣を変えていきました。
まず、
「今起きていることに集中する」
「目、耳、鼻、あらゆる感覚を使って、今に集中する」
「怒り」のエネルギーを解放する
「過去の経験からくる潜在意識をリセットし、今に集中する」
要するに、
「考えない」ということです。
心を「無」にする。
頭を「空」にする。
変化は、些細なことから始まります。
週に3回程早朝にジョギングをしていますが、この本を読むまでは、走っているときが退屈なので
イヤホンをして音楽を聞きながら走っていました。
自分のお気に入りの、テンションがあがる曲を聴きながら。。。。
たまに、病んでいたりすると「壊れかけのRadio」とか聴きながら走っていましたが、ご想像通り
かなりペースダウンします。
で、この本に影響を受けて(基本、なにからでもすぐに影響を受けますが・・・・)、
「そのときの全ての感覚に集中してみよう!」ということを始めました。
全ての感覚とは???例えばこんな感じ。
ちなみにこれは、走っていなくてもどんな時でもできます。

・・・・風の音、車の音、葉が風で揺れる音、鳥の声、虫の声、人の声、川が流れる音

・・・・雨上がりの匂い、犬の匂い、晴れた日のアスファルトの匂い、排気ガスの匂い、風の匂い


・・・・・木、葉、アスファルト、川、人、犬、車、ガードレール、マンホール、家、自転車、空、雲、鳥、飛んでいる虫、看板

・・・・はく息の挙動、吸う息の挙動、足が地面を離れる感覚、足が地面につく感覚、手を振る動作、腰、腹筋、背筋の感覚
等等、あらゆるものに集中して走ります。と、不思議と全然退屈ではなくなりました。
だいたい、「15分ウォーキング→30分ランニング→15分ウォーキング」のサイクルで1時間くらい
ふらふらしているのですが、その間音楽は、いらなくなりました。
多分ですけど、集中力も高まるし、「考えない」ということがどういうことか、感覚的にわかる様になってきます。
今年も引き続き、「考えない」ことを極めていきたいと思います

以前にも、ブログに書いた気がするのですが、世の中情報が多すぎるんですよね。
頭の中が常に様々な情報でいっぱいいっぱいになってるんです。
それだけでもストレスな気がします。
私は多分、頭の容量が小さいのじゃないかと思うんですが、あんまり沢山頭にいろんなことが入らないんです。
だからいつも書いています。頭に入れておきたくない情報の全てを。
そんな風なので余計「考えない練習」には、感動しました。

もーーー、いっつも何も考えたくなくて、
「余計なことは考えず、今自分に必要なことを感覚的に感じて、すべきことをするしかない。」という感じで生きてる。
今を感じることは大切なことだと思うんです。
今この瞬間を感じて、楽しむことがです。
「何かのために」と願って頑張る。「こうなりたい」と願って頑張る。
でも、その最中も生きています。その過程、その瞬間も色々なことが起きています。
そこを無駄にしないで、そこも大切に楽しみながら過ごせるといいですよね。
その結果、願った自分になれたら最高なのかもしれないです。
「サステナブルな自分」って感じですかね??
・・・・・かの有名な「ニーチェ」も言っています。
「目標にとらわれすぎて人生を見失うな。
心の余裕を無くし、合理的に行動をすることを重要とみなし、その観点からのみ人間的な事柄までも無駄とみなして、結局は自分の人生そのものを失ってしまうようなことが、頻繁に起きている。」
瞑想や呼吸、意外と効果的です。「考えない」ために

どうか皆様、よい一年を

↓ 参考に。他にも沢山本が出ていますよ~~。
- 考えない練習/小池 龍之介
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