私たちは毎日のようにインターネットを使って情報収集をしたり、買い物をしているわけですが、便利になった反面、デメリットも当然あることを知っておかなくてはいけません。
インターネットが人々にもたらした弊害とはスピード社会の弊害と言い換えることもできます。
例えば、インターネットがなかった時代は何か調べ物が合ったら、人に尋ねるか図書館に行くなどして調べなければ答えにたどり着くことはできませんでした。
もし、図書館や本屋さんに行き、そこで本を読んで情報を得るのなら欲しい情報を得るまでにかかった時間は丸1日や2日以上ということになります。
これがインターネットで検索することにより、ものの数分でほしい情報を手に入れることが出来るようになったわけです。
これは素晴らしいことではあるのですが、人間がより便利によりスピーディーにという、
効率ばかりを追い求めるきっかけにもなってしまいました。
社会は科学技術の発展により、どんどん便利になっているのですが、便利な社会になったはずなのに人々の心にゆとりはできていません。
心のゆとりという面では農耕時代の方がまだ豊かだったのかもしれません。
人を幸福にするための技術が逆に人を苦しめているとは皮肉なものです。
道具は使い方によって、人を幸せにも不幸にもできるというわけですね。