Rolling days #167.5 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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前回のお話(ウラガワ)→#167
前回のSide-A


Day #167.5
~Side A~




「んっ、はぁ、


・・・はぁ・・・、」




呼吸を整えてる時、

うっすらと目を開けて翔ちゃんの様子を見ようと思ったら

めっちゃ熱っぽい瞳(め)で見てて、

目が合っちゃって、

どぎまぎした。



まだ呼吸が戻らないうちに

合わせていた膝を翔ちゃんが割って



脚の間に入られた。



ただでさえ1人でイ かされて
超絶恥ずいんですけど・・・



思わず両膝に力を入れて閉じようとしたんだけど

翔ちゃんの身体を挟むだけだった。



チラ、と翔ちゃんを見上げると

やっぱりまたさっきと同じ、

熱量の高い瞳(め)で見つめられていて。




・・・僕を、


欲しがってる、


瞳(め)・・・




普段から翔ちゃんの瞳(め)は大きくて力強くてカッコいいんだけど


セクシーな雰囲気の中で

そんなまっすぐ見られるとさ・・・




恥ずかしさと


戸惑いと


躊躇いと


それから不安と。




色んな気持ちが混ざって複雑だったけど

翔ちゃんの強い眼差しに見つめられて

カラダの芯がジワリ、と熱くなって




・・・ショォチャンガ、ホシイ・・・




本能が


そう求めてる気がする。




キス・・・



したい・・・




薄く開いた口から、

細く浅く、


熱い息を吐き出した。




翔ちゃんが上半身を乗り出して

唇を重ねて来て、



その舌 を追いかけようとしたら


翔ちゃんの手が、

『触って』来た。




「ゎ、」




思わず声が上がって

また膝を閉じようと力が入った。



でも、脚の間に入った翔ちゃんのせいで
閉じることは敵わず


不安になって翔ちゃんを見た。




#168