にのちゃんハピバ 考察by櫻葉 #4 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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にのちゃんハピバ SS 2015
#1  #2  #3



#4




「そぉかなぁ~。
おれだったら絶対プライベートでもラブラブチュッチュしたいけどなぁ~」




ビールを持った翔ちゃんの左手の指を
おれの右手の人差し指でなぞりながらそう言うと、


頭の上にあった翔ちゃんの右手が
後頭部に下りて、


フワリ、と・・・


柔らかく、


唇を塞がれた。




「・・・んっ、」




翔ちゃんの優しい気持ちが伝わってくる・・・


こんな気持ち、

おれたちだけなんてゼッタイもったいないよ・・・







フカフカのベッドの上、


翔ちゃんの愛情を一身に受けて

苦しいくらいの悦びに身を反らす。



翔ちゃんの優しさが
おれのキモチを


翔ちゃんの力強さが
おれのカラダを


翔ちゃんのテノールの声と熱い息遣いが
おれの芯の深いところを



昂(たか)みへと息をあげさせて


手も脚も指先まで甘く痺れさせて



翔ちゃんの肉々しい背中の感触を
この指に感じて


翔ちゃんの甘い吐息を
この耳で受け止めて


翔ちゃんの熱い・・・想いを・・・


この身・・・に、受け入れる・・・



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