やっと目を覚ましたので
「布団に行こ」
と声をかけましたが"飲む"と言ってふらふらしながらお酒を出しました
せっかく眠いんだから寝たら良いのに…と思いましたが私も少し付き合いました
といっても彼は、
をぽちぽちしているばかりであまり話しませんゲームに夢中のようで、時々ゲームのことを言ってきて、私が答える感じで、のんびり飲んでいました
私も特にすることがなかったので、同じく
をぽちぽち…たわいもない話をしていました
しばらくそうしていると、突然彼が、話し始めました
『○○は離婚したらどうするか、考えた?』
正直、また"離婚"の話か…と思いましたが、顔には出さずに答えました
「どうって?」
『子供たちのこととか、その後のプランみたいなこと』
「具体的に、離婚したらどうするってことじゃないけど、"こういう方法がある"っていうのは考えたよ」
『子供たちをどう分けるとか?』
気が重くなりましたが、話を続けました
「子供たちは……離婚したら、それ以上家族をバラバラにする必要ないと思うよ」
『それはそうか…実家に戻るの?』
「実家には戻れないよ。狭いし。子供たちと住めるところ探して、仕事する。それで子供たち育ててく」
実家には戻らないんだ…と彼
「プランとか、離婚するってこととかじゃないよ。」
うん、と返ってきました
そのタイミングで1人子供が起きてきたので、寝かせるため布団へ行きました
彼も部屋に入って布団に横になりました
子供が寝るのを待っていたのか、また彼が話を始めました
『初めは仕事のことで悩んでて…ずっと今の会社にいても、俺より年がだいぶ上の人でも今の俺とほとんど給料かわらないし。
このまま一生、金が無くて、住むところも、欲しいものも、好きなことも諦めなきゃいけないのか、って思って…』
『俺、家のことも色々やってたじゃん。仕事終わって買い物したり、帰ってきて洗い物とか、子供の世話したり…今は○○がやってくれてるけど。
子供生まれる前に、専業主婦でやってきたいっていってたじゃん。
だったら、家のこととか子供のことは全部やるべきだと思ったけど、俺給料も少ないし、"やらなきゃ"とおもったりして、思ったことが言えなかった。
自分の時間も全然無くて…小さな幸せとか、そういうことに目を向ければとか思ったけど、
"何のために生きてるんだろう"とか考えてた』
話し声で、もうひとりの子が目覚めてしまったので、彼の話しはここまででした
この話を聞いて、"やっぱり彼は、うつなんだ"と思いました
"このまま一生、思うように生きられないんじゃないか"
"何のために生きているのか"
それは、私自信がうつだったとき、毎日考えていたことです
そして、私は彼に給料が少ないとか、専業主婦でいたい、などは言っていません
月末になると、今月はもう無駄遣いできないよ、とか言うことは多かったと思いますが…
専業主婦、というのも、子供が小さいうちはなるべく一緒に過ごしたいとは言いましたが、ずっとではなくて一番下の子が幼稚園に入るまでは…と話をしてきたはずなのですが…
"違う"と思っても、終始、相づちをうったり、"そうなんだと"と言うのみで、否定しないように気を付けていました
彼の中では、現状と将来が重く耐えがたいものになっていたんだと思いました
"大丈夫、うつは治るよ"
"好きなこと、何でもできるようになるよ"
本当は彼に言いたかったけど、今はきっと、言わない方がいいんだろうなと思いました
いつか、彼の元にまた、幸せに向かう心が戻ってくるように
そのとき一緒に笑えるように、今の時間を大切にしていこうと思います
