毎日、夫の帰りが遅い。

それはもう、びっくりするほど遅い。


左遷されて新しい職場。

きっと大変なんだろう。

頑張ってるのは分かる。


でも、家庭の中では——戦力ならず。


保育園の送り迎えは「無理」。

夕飯をあげるのも「間に合わない」。

一緒に食べるのも「疲れた」。


うん、知ってる。

仕事頑張ってるのは分かってるの。

でも私も、頑張ってるのよ。


朝は寝ぼけた子どもたちを起こして、

ご飯を食べさせ、送り出し、

洗濯を回して、仕事へダッシュ。


最近、外で働き始めた私。

久しぶりの社会復帰。

…なのに、全然“復帰”してる気がしない。


頭の中は常に家のことと子どものこと。

仕事を終えても、

そこからが本番みたいな生活。


帰宅→夕飯→お風呂→寝かしつけ→片付け。

このループ。

一日が24時間では足りません。


体力、もうギリギリ。

このままだと倒れるんじゃないかと思う。


「無理しないでね」と夫は言うけど、

無理しないと回らないんです、家って。


彼が仕事を頑張るように、

私も“生活”を頑張ってる。

お互い頑張ってるのに、

なんだろう、この不公平感。


夫よ、

あなたが頑張ってることは分かる。

でも、こっちも限界ギリギリなのだ。


どうか、

「ありがとう」とか「手伝うよ」とか、

その一言でもう少し救われるんだよ。


今日も、

寝落ちする子どもたちを見ながら、

明日の朝起き上がれることを祈る私です。