3月14日はJRのダイヤ改正。
大きな目玉としては北陸新幹線の開業。
北陸出身の自分としては待ちに待った開業、のはずでした。
でもそれは同時に人生で一番乗って
一番思い入れのある電車が消えることを意味していました。
その電車は在来線特急はくたか。
1997年に誕生し、北陸三県と上越新幹線が通る越後湯沢とを繋ぐ新幹線の次に早い特急列車。
二時間半で金沢から越後湯沢へ
そして越後湯沢から一時間と少しで東京に着く。
計四時間弱
はくたかがデビューしたのが97年と知ったのは最近で
この頃は冬休みはやたらと千葉に住む叔母の家に行っていた。もちろんはくたかで。
その後東京の大学に進学し
母と上京した際も飛行機ではなく、やはりはくたか。
「お母さん往復やけど、あんたは片道切符なんやね」なんて言われて寂しくて泣きそうになった思い出とか
正直二時間半もトンネル多いししんどいくらいに思っていたのに
社会人になるとその二時間半が貴重な睡眠時間で起きたらちょうど金沢近辺だったり
お盆休みがいつからなのかわからない会社だったせいで、越後湯沢から金沢まで満席で立ちっぱなしだったり
乗り換えのための改札へのダッシュとか
吹雪でフロントガラス割れたりとか
長岡で土砂崩れがあったとかで二時間以上遅れたのに特急料金返してもらうの忘れたりとか
結構色々出てくる
10年間毎年4回は乗ってたんだね。
もう乗れないんだね(;_;)
最後に乗ったのスノーラビットだったよ。
さみしいよ。
盆暮れどうせ溢れるくらい混むんだから臨時便で復活してよ。
無理かな(/ _ ; )
18年間分と、そしてはくたかを失った北越急行の皆さんの気持ちを思うと
新幹線手放しでは喜べないな
特急はくたか
今まで本当にありがとう。
また会おうね。