日本酒(さけ)どこかたのむ

日本酒(さけ)どこかたのむ

デートで使える日本酒の美味しい店がみつかるかも!?自分の足で確かめた、日本酒を楽しめるお店をシーン別に分けてお伝えします。

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「エク酒プレス」は私の身の回りという限定範囲で起こった
日本酒に関するニュースを配信するコーナーです。

酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒

 

今日、7月1日は醸造年度(BY)始まりの日です。

それを「サケおめ実行委員会」は「日本酒元旦」とよび

20:00に「全国一斉カンパイ」を呼びかけているんだとか。

 

みんなでカンパイ大作戦-サケおめ実行委員会

 

 

7/1「サケおめ2017」カンパイ参加店情報
(6/28時点)
★おかげさまでステッカー品切れとなりましたので、
発送につきましては受付〆切とさせて頂きます!
ポスターのみで宜しければ発送できますので、
ご相談下さいませ!

酒縁蕎亭 渉の盃(しゅえんきょうてい わたるのさかずき)(埼玉:春日部)
先斗町 佳粋(ぽんとちょう かすい)(京都:先斗町)
 ※ステッカーはございませんが、参加下さいます!
旬魚酒菜 回 本店(沖縄:那覇)
かもし処 陽-SUN-(岩手:盛岡)
「元気屋ふってん」日本酒好きな常連の会(埼玉:新狭山)
醸造酒バーKogiku(福島:喜多方)
日本酒セルフ SAKESPOT(神奈川:横浜)
浜多屋(富山:魚津)
玄米ごはんとお酒 ごしま(東京:福生)
サケラバ(東京:神田)
松浦酒店(静岡:沼津市)
きたまち豆腐(奈良:奈良市)
フリースペースプラスワン(北海道:小清水町)
上福岡酒遊 ほがらか(埼玉:ふじみ野市)
坂野整体(愛知:名古屋)※飲食店ではないですが、ご賛同頂き、ステッカー等ございます!
しじゅうごえん(東京:赤羽)
樂醉くばら(東京:池袋)
炭市場どんどこ 西池袋店(東京:池袋)
炉端と鮮魚 千石(東京:池袋)
和酒酔処 わく(東京:池袋)
希紡庵(東京:池袋)
米や じゅんのすけ(埼玉:越谷市)
日本酒宿 七色(東京:北千住)
日がさ雨がさ(東京:四谷三丁目)



酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒

 

 

※こちらの記事の無断での転用はご遠慮ください。
※また情報に誤りがありましたら申し訳ありません。お手数ですが
ご一報いただけますと幸いです。確認が取れ次第修正いたします。

店名:和酒場 庫裏(くり)
TEL:03-3438-3375

住所: 東京都港区新橋3-19-4 桜井ビル2F
最寄駅:JR新橋(山手線、京浜東北線他)3分、東京メトロ新橋(銀座線)5分、都営地下鉄新橋(浅草線)5分

http://www7a.biglobe.ne.jp/~kurisake/ (HP)

 

【1分でわかる店舗情報】

■スタイル:    一人で日本酒 〇デートで日本酒 ◎みんなで 日本酒△
■系列:      独立系(銀座店、新橋駅に立ち飲み業態あり)
■店員:      店主さん+店員2名
■酒種類:     80~100種類程度(古酒なども含む)
■銘柄:        基本的に各商品1本仕入れ
■開封後回転:  1週間程度で管理
          (25本空になるとメニュー替えが行われ新しいお酒が投入される)
■価格帯:       3,000~5,000円/人
■酒価格:     小200円~/60ml(中120ml、大180ml、デキャンタ300mlでそれぞれ設定)
■支払い:       後払い(カード可)、チャージ500円
■席:              カウンター10席、入り口付近3席、その他スタンド席もあり
■男女比:        男性70%:女性30%(但し女性も通いやすい雰囲気)
■年代:           30~50代中心
■常連率:        30%
■一人酒:      少ない(混雑時は店員さんが忙しくあまり会話はできなそう)
■トイレ:          温水便座
■喫煙:      禁煙(店舗外に喫煙スペースあり)

※あくまでも訪問したときの所感です。日ごとにことなる場合があります。

 

【探訪記録】

 

新橋駅烏森口を出てすぐにある西口商店街を他の飲食店の誘惑に負けずにまっすぐ。
ふと右手を見上げると少し暗めのビルの2階に「庫裏」の看板を見つけることができる。
 
庫裏新橋店は、実は母体が町田と麻布に店舗を構える「さかや栗原」。
その次男 栗原広信オーナーが経営する、庫裏銀座店の2号店として2008年にオープンした。
当時は、酒匠の竹内撤平氏(現銀座店店長)が店長を務めていたが、現在は銀座店と店長を
入れ換わり栗原広信オーナー自らが店長となっている。
 
店内は、やや暗めの照明でムードのある雰囲気。10人座れるカウンターでは
デートが楽しめそう
また、銀座店には1つしかないテーブル席も多く用意されているので、4人くらいのグループ
ならば楽しめそうだが、「バーと小料理屋を足して2で割ったような和酒場を目指す」という方針で
店を作っているそうなので、あまりワイワイするのは控えたほうがよい。
 
お酒の提供は試飲サイズ(45ml)、小(95ml)、中(145ml)、大(300ml)の4種となっており、
試飲サイズであれば200円前後から楽しむことができる。是非、いつもは高級で手が届かない
銘柄も試してみたい。
 
また、お薦めで楽しめる飲み比べセットも用意れていているので初心者であってもご安心。
 
各銘柄はそれぞれ一本仕入れとなっており、約100種用意されているお酒が、大凡20~25本程度が
売り切れるとメニュー替えが行われる。(7~10日程度に1回行われている様子。)
少量になったお酒は、本日の隠し酒(350円/100ml)として提供されので、少量で残ったままで
鮮度劣化したものを提供しないように努力されている。
 
食事は、ボリュームこそないが、日本酒と相性の良いものが多く用意されている。
いくつか頼んで、日本酒との相性を試してみるのも楽しそう。
(一人用につまみの盛り合わせも用意されている。)
 
以下はHPに記載されているものであるが、日本酒を楽しんでもらうための意気込み
お店の想いが感じられるので抜粋を少し掲載したい。
 
・当店は国産のお酒《和酒》にこだわったお店です。2013年7月から 全席禁煙になりました。
・強い香水をおつけのお客様は、入店をご遠慮下いただきます。
・お食事処ではないので必ずお飲み物のご注文をお願いします。
・ご注文の声が聞き取れなくなるので、盛り上がりすぎるのはご勘弁ください。
・泥酔してのご来店はご遠慮いただいております。
・トラブルのもとになるので、寝ないで下さい。
・雰囲気の問題が・・・ ムード盛り上がりすぎのカップル様はどうか他のいい感じの所へ
 ご移動お願いします。
 
さて最後に。何だかいつもよりも長いし、肩入れした内容になってしまった点について少々。、
というのもこの庫裏新橋店はたまたま2008年のオープン日に来店したからだ。
実はこのときが私の日本酒バーのデビューでもあったからことさら。
 
それだけに、最近、(オーナーさんではない)店員さんの態度が傲慢だという話を聞くことが
あるのが残念。私自身もそのような噂になっている店員さんになんとなく心あたりがある。。
 
今や、新橋を代表する日本酒バーとなっている。ここらでもう一度兜の緒を締めなおして、
更なる発展をしてほしい。



日本酒① (鳳凰美田赤判生も60mlで注文可能)


日本酒②


お店のポリシー


オススメ酒 350円/100ml


日本酒リスト①


日本酒②


おつまみメニュー

※こちらの記事の無断での転用はご遠慮ください。
※また情報に誤りがありましたら申し訳ありません。お手数ですが
 ご一報いただけますと幸いです。確認が取れ次第修正いたします。

 

 

 

 

 

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酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒

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ついに我が家に届きました!

 

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手に入ります。

 

これから、ふるさと納税を申し込むのであれば

是非検討してみてください。

 

 

 



酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒

 

 

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酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒


以前、「コラム】話題?問題??拡大する「日本酒飲み放題業態」について

で福岡に日本酒飲み放題業態進出!黒船襲来!ということが、
博多の某お店で話題になっていたこと記事にしました。

今回はその後の動向についてです。

さて、博多に進出した日本酒飲み放題の店とは、
四谷で同業態を営業されていた

「やまちゃん 日本酒セルフ飲み放題」の

福岡天神への移転店舗のことでした。

こちらは3月に移転をされたそうです。

先日たまたま博多に行く機会があったので、
いくつかの日本酒バーで話を伺ってみましたが、

「業態が違うから棲み分けできている」

と各店コメントされていました。

因みに、話を伺った店舗には「やまちゃんの店主」という方が
飲みにきていたとのこと。

敵情視察ですかね。

今後も「エキ酒プレス」ではこのような形でポロポロと
記事を配信していきたいと思いますので暇なときにお読みくだい。


酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒・酒

 

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店名: 酒茶論 (シュサロン )

TEL:  03-5449-4455
住所:東京都港区高輪4-10-18 ウイング高輪2F
最寄駅:品川(JR各線、京急)3分

 

【1分でわかる店舗情報】

■スタイル:    一人で日本酒 ◎デートで日本酒 ◎みんなで 日本酒△
■系列:      独立系
■店員:      店主(男性)+スッタフ2~3名
■酒種類:     40種類程度(レギュラーメニュー)、他 記念酒ボトル各年
■銘柄:        東力士、天吹、木戸泉、達磨正宗等 オリジナルブランド多数
■開封後回転:  2週間以内で管理
■価格帯:       2,000~5,000円/人
■酒価格:     飲み比べセット3種 1,500円~、600円~/90ml
■支払い:       後払い(カード可)、チャージ 19:00以降 500円
■席:               カウンター5席、テーブル席、屋外テラス席
■男女比:        男性60%:女性40%
■年代:            30~60代(グループは40代前後が中心)
■常連率:        30%
■一人酒:       40%
■トイレ:          ウイング高輪内のものを使用
■喫煙:      禁煙不可(喫煙は屋外)

※あくまでも訪問したときの所感です。日ごとにことなる場合があります。

【探訪記録】

品川駅の高輪口を出て目の前にあるウィング高輪には、中庭部分に円盤状の建物がある。

この不思議な建物には、「酒茶論」というこれまた古酒専門の不思議な日本酒Barが入っている。

 

(この場所は目立つ割に行きづらいため、以前は花屋やカフェなど色々な店が入っていたが

長続きせず、2002年に酒茶論が入りようやく安定したのだそう。)

 

さて、今回はこの古酒専門という特殊なお店をご紹介するに当たり、オーナーさんが、

どのような方なのか紹介したい。

 

酒茶論オーナー/上野さんは元国内有名ホテルでバーテンダーをしていたそうだが、

その後日本酒の設備機器卸業へ転職。その際にできた日本酒蔵とのネットワークを

もとに日本酒古酒を共同で製造・販売および酒茶論での提供を開始したそうだ。

 

(経歴からわかるとおり、洋酒全般、日本酒は製造の過程や熟成についてなど

幅広い知識をもたれている。)

 

また、『日本酒の古酒』(実業之日本社/2008年「燗」)も出版しており、

まさに日本酒古酒という概念を作り出し世に広めた人の一人といえる。

 

さて、肝心のお店はというと、店内はガラス張りながらショッピング施設内にあるとは思えない

落ち着きがあり、カウンターとテーブル席のどちらも横並びになるようになっており

デート向け。また、外にはテラス席があり、こちらはグループでの利用に向いている

 

メニューとしては、単品でももちろん注文ができるが、日本酒の古酒の好みを見つけるために、

お勧めの飲み比べセットも用意されている。3銘柄のセットや同じ銘柄で熟成年数が

違う年数があり、数種類を飲みながら自分の好みの系統を見つけていくことができるが、

(圧倒的な知識量をお持ちののオーナーさんだからこそ、)

もし、日本酒の古酒を飲んだ経験があまりないのであれば、注文をお任せして

少しずつ知識を深めながら好みを探っていくのも良いかもしれない。

 

また、お祝い事のときなどは年数ごとに記念酒も用意されている

多少値は張るが、誕生年のお酒を注文するサプライズも面白いかもしれない。

 

オーナー曰く、「精米歩合」と「香り」とは違う、日本酒の新しい価値創造として

「時間軸の価値」を育てていきたいという。

 

たまには、時間で味わいが昇華した、いつもと違う日本酒体験をしてみてはどうだろう。   

 

メニュー①

 

メニュー②

 

飲み比べセット(1500円)

 

天吹

 

木戸錦アフス

 

入り口の雰囲気

 

※こちらの記事の無断での転用はご遠慮ください。
※また情報に誤りがありましたら申し訳ありません。お手数ですが
 ご一報いただけますと幸いです。確認が取れ次第修正いたします。

 

 

 

 

 

 

 

店名:Kokori (和味和酒ココリ)

TEL: 050-5890-8409
住所:東京都千代田区神田須田町1-6
最寄駅:淡路町、小川町(丸の内線、都営新宿線) 2分、神田(銀座線、JR中央線、山手線、京浜東北線)7分

https://www.facebook.com/wamiwashukokori(FB)

 
 

【1分でわかる店舗情報】

■スタイル:    一人で日本酒 ◎デートで日本酒 ◎みんなで 日本酒○
■系列:      独立系(神保町、神田駅近くに姉妹店あり)
■店員:      店主(男性)+スッタフ2~3名
■酒種類:     40種類程度
■銘柄:        鍋島、七田など九州の銘柄、花陽浴など旨口の銘柄
■開封後回転:  1週間以内で管理
■価格帯:       3,000~5,000円/人
■酒価格:     400円~/60m、l500円~/90ml
■支払い:       後払い(カード不可)
■席:               カウンター7席、テーブル18席
■男女比:        男性70%:女性30%
■年代:            20~50代(グループは30代前後が中心、カップル利用多い)
■常連率:        30%
■一人酒:       30%
■トイレ:          洋式温水便座(2階のみ)
■喫煙:      禁煙不可(喫煙は屋外)

※あくまでも訪問したときの所感です。日ごとにことなる場合があります。

【探訪記録】

 

淡路町の駅を出て靖国通りから一本路地を入ると、中低層のビルに隠れるように飲食店が
点々とあるエリアがある。

 

その先には神田駅界隈の明るい飲食店街が見えるが、今日はその手前にある「ココリ」が目的地。

 

外からでは中がやや見辛くなっており、入るのに躊躇してしまいそうになるが、
勇気をだして踏み込むと、直ぐに温かみのある声で迎え入れて貰えるので、一瞬逡巡したことが
杞憂であったと気付く。


一階のカウンターはやや高めで、店員さんの同じ目線で会話を楽しみながら飲むことが

でき、冷蔵庫も覗けるので一人で来ても楽しめる。

 

また、雰囲気がよいのでカウンターデートに使っているお客さんも多い印象

 

一方、二階はテーブル席で、グループで飲むことができるようになっている。
一階とは完全に切り離された状態になっているので、冷蔵庫をみながらお酒を選ぶことは
できないが、プライベート感ある雰囲気を楽しめるのでシチュエーションによって使い分けたい。

 

さて、お店の特徴としては店員さんが皆さん旨口の酒が好きということだ。

 

特に店主さん出身地の「九州の酒」料理長好みの「花浴陽」は切らさずに揃えられていて、

提供する日本酒のセレクションにこだわりを感じる

 

お店の意志がはっきりしているため、例えば情連のお客さんにも花浴陽ファンが多く集まり、

酒屋での入荷状況も飛び交ったりもしている。

 

お料理は、まずお通しに椀モノがでるので飲み始めに嬉しい。お刺身も五点盛990円が一人前から
注文でき、丁寧に切りつけがされているので見た目にも美しい。

 

その他もお酒に合う料理が多数あり、食べすぎてしまうが、

〆に看板メニューの鯛茶漬けを食べる余裕を残しておきたい

注文の都度、土鍋で炊いたご飯とともにゴマで味付けされた真鯛が提供されるので

ひつまぶしのように楽しむことができる。

 

最後に、お茶の水にある「別邸 KOKORI」に加え、2017年4月下旬に3号店が神田にも

オープン予定とのことで、この地区注目の独立系ドミナント日本酒バーである当店。

今後の展開も追いかけていきたい。

 

 

日本酒メニュー
 

料理メニュー 類さんも来店した様子

 

日本酒(花陽浴もある)

 

 

日本酒(九州の酒 鍋島も多い)

 

味噌漬けカマンベール

 

 

〆の鯛茶漬け

 

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※このお話は旨口の日本酒が一番だ!バンザイ!という話ではありません。

※また、私見になりますので発展性のない批判はご容赦ください。

 

私個人の好みのお話をさせていただくと、日本酒は「香り高く」、「旨口」、「甘口」なタイプなものが

贔屓の銘柄に多いです。特に花浴陽のようなものが、飲んでいて美味しいな。今日も飲めて

良かったなと感じるのです。

 

ですので、お店ではフルーティーなタイプとか香り高くて甘めのものといった注文の仕方をします。

すると、同席した方やカウンター並びの他のお客さん、時にお店の方までに、

 

「今の若い人は甘いのばっかりだな」

 

「女の子っぽいタイプね」

 

「今風な感じだよね」

 

「飲み方が足りないな」

 

「辛口に到達していなければまだまだだな」

 

「甘口ってことは発酵が未熟ってことだ」←そんなことない!

 

などなど

 

飲んでいる銘柄に対して指摘を受けることがあるのです。

そんなこと今時ないだろうと思われるかもしれませんが、結構な頻度でおきるのでビックリします。

(勿論、お店の人にそんなことを言われたら、二度とそんなお店にはいきません。)

 

さて、獺祭などのヒットから始まった(と思われる)現在の日本酒見直しの流れのなかでは、

小さな蔵が独自の味をだしていたり、若い方や女性が杜氏になったりして新たな取り組みを

した結果、本当にバリエーションの幅が広がってきていると思います。

 

ちょっと強引な説明かもしれませんが、情報発信・受信のインフラが整備され、流通が発達したため、

 

少量生産であればマイノリティであっても、その傾向を好んで買い求める方が

そのお酒にたどり着けるようになった

=需要と供給が満たされるようになったのだと思います。

 

少し、遠い言い回しになってしまいましたが、造り手も新しいことに挑戦しお酒をできるようになったし、

飲み手もいろいろな好みの人がいて、自分の好みのものを見つけられるようになったということです。

(クラフトビールの流行なども同じですね。)

 

だから、好きなように飲んで自分の好みの見つけていけばいいのだと思います。

好みは好みで押しつけのような意見は No, thank you. なのです。

(逆に私自身も人にお酒を薦めるときは、自分の好みを押し付けないようにしないと・・・)

 

話がやや散らかってしまいましたが、このお話は人の好みはそれぞれだし、

好みのものも探すことができるようになったということが訴えたいポイントでした(笑)

 

そして、このお話は本題である「お店選びと銘柄のセレクション」という話題に続くのですが、

長くなってしまいましたので、また続きは別の機会にしようと思います。

 

拙い主張に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

※こちらの記事の無断での転用はご遠慮ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店名:日本酒庵 吟の邑

TEL: 050-5590-2731
住所:東京都新宿区高田馬場3-2-5 ANビルB1
最寄駅:高田馬場(JR山の手線、東西線、西武新宿線) 2分

https://ginnomori.jimdo.com/(HP)

【1分でわかる店舗情報】

■スタイル:    一人で日本酒 〇デートで日本酒 ◎みんなで 日本酒◎
■系列:      独立系(吉祥寺に姉妹店 吟の杜あり)
■店員:     店主(女性)+スッタフ2~3名
■酒種類:     40種類程度(その他未開封のものが10種程度)
■銘柄:        風の森、戸隠、鍋島、他(十四代、而今、花陽浴など有名銘柄あり)
■開封後回転: 1週間以内で管理(大半が3日以内)
■価格帯:       2,000~5,000円/人
■酒価格:     400円 or 490円/90ml、2,000円/2時間
■支払い:       後払い(カード可)
■席:               カウンター7席、テーブル24席
■男女比:        男性70%:女性30%
■年代:            20~60代
■常連率:        20%
■一人酒:       30%
■トイレ:          洋式温水便座(アメニティなし)
■喫煙:      喫煙可(但し混雑時は減煙で)

※あくまでも訪問したときの所感です。日ごとにことなる場合があります。

【探訪記録】
学生で賑わう高田馬場の駅前から早稲田通りを進むと酒瓶が並ぶ地下への階段を
見つけることができる。

一見普通の居酒屋さんかと思いきや、中に入るとすぐにお酒の並ぶ冷ケースに向かう
L字カウンターがあり、日本酒バーのような趣きの空間
が広がっていて、雰囲気の
よいカウンターデートを楽しむことができそう。
(この造りは姉妹店の吉祥寺 「吟の杜」も同様とのこと)

常時、60種類程度あるという日本酒は、純米生原酒を中心に集められており、
冷ケースの奥まではわざと見せないようにしている。これは、お客さんの注文に
合わせて瓶が出入りする際に冷ケースの奥にあるお宝を発見する体験をしてほしい
から
なんだそう。

そして、お気に入りの一本を発見した場合、未開栓のでも1グループ1本に限り
開栓をしてくれる
のもうれしい。十四代、而今、花陽浴などなど、一般的に希少といわれる
銘柄も眠っていることがあるのでどうしても飲みたいものがあれば、カウンターでサーブを
する店主に訪ねてみるのも良いかもしれない。

料金体系は、とても明朗ですべての銘柄が400円 or 490円/90ml、飲み放題でも
2,000円/2時間
となっている。何を頼んでも安心して飲むことができてうれしい。

お料理は、和食中心ながら少しずつアレンジを加えたメニューが多い印象。
オススメはお刺身の盛り合わせ。切りつけもよく、白身中心の盛り合わせになるので
日本酒にも合わせやすい。

また、カウンターの奥は座敷スペースが広がっているのでグループでの利用も
楽しむことができる。一方で、そうなると折角のカウンターも騒がしくなってしまうのでは?
と思うかもしれないがご安心。カウンターと座敷スペースには距離がある構造になっており
多少座敷が騒がしくても気にならないよう工夫されている。

さて、一点人によって好みが別れるのが全エリアで喫煙可能ということ。
但し、混雑時は減煙というルールになっており、日本酒中心で楽しんでもらうための
気遣いはされていることと、実際にあまりカウンターで吸っている方はいないようなので
そのあたりを含めて判断が必要。

とはいえ、気軽に日本酒カウンターバーデートができる魅力が勝る穴場スポットであり、
日本酒デートデビューに最適なお店なのです。


本日の酒


システム



カウンターとお酒①


カウンターとお酒②


カウンターとお酒③


鳥の燻製とチーズの味噌漬け


お通しの卵の黄身の醤油漬け

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店名:折原商店

TEL:03-5639-9447
住所:東京都江東区富岡1-13-11 折原門仲ビル 1F
最寄駅:門前仲町(東西線、大江戸線) 3分

http://oriharashoten.jp/(HP)

【1分でわかる店舗情報】

■スタイル:    一人で日本酒 ◎デートで日本酒 △みんなで 日本酒◎
■系列:      独立系(シンガポールに支店あり)
■店員:     スッタフ2~3名
■酒種類:     200種類程度?
■銘柄:        栄光富士、麒麟山、結 他多数
■開封後回転: 1週間以内で管理(大半が3日以内)
■価格帯:       1,000~3,000円/人
■酒価格:     250円 ~/50ml、500円~/110ml
■支払い:       キャッシュオンデリバリー(カードは使用に条件あり)
■席:               カウンター30席程度
■男女比:        男性70%:女性30%(女性グループも多い印象)
■年代:            20~60代
■常連率:        70%
■一人酒:       60%
■トイレ:          洋式温水便座(3階)
■喫煙:      禁煙(屋外喫煙所あり)

※あくまでも訪問したときの所感です。日ごとにことなる場合があります。


【探訪記録】

門前仲町駅を地上に上がり永代通りを歩いていると、成田山新勝寺の東京別院である

深川不動尊の参道を見つけることができる。

 

「人情深川ご利益通り」と呼ばれるこの通りには入り口付近の和菓子屋をはじめ甘酒店、

京漬物店、江戸小物店、宝飾品店と観光地さながらお店が並んでいるが、その中で

参道まで溢れるように人が入っているお店が「折原商店」だ。

 

所謂、角打ちができる酒屋さんということになるのだが、お店にある約200種

程度?のお酒を飲むことができ、もはや日本酒Barのようになっている。

 

店内でまず驚くのが、女性グループや外国人のお客さんが多いこと。もちろん、

角打ちらしくオジサンワンダーランド的な側面もあるが、全くことなる客層が見事に

交じり合って独特の雰囲気となっている。

 

お店のシステムはフルセルフとなっており、まずは自分の居場所を確保し、冷蔵庫の

中から飲みたいものを選んでカウンターでグラスに注いでもらう仕組み。

(瓶の片づけや下げ物も自分でやるルールとなっている。)

 

価格帯は50ml 250円程度~、110m 500円程度~となっており、2~3種飲み

比べても1,000円程度で楽しむことができる。同じ銘柄でも数種類おいてあるものも

あるので、ここぞとばかりにまとめて飲み比べをするのがオススメ。

 

食べ物も、乾き物やおでんなどが100~300円程度と低価格で提供されおり、飲んで

食べたなぁと思ってもお財布がやせ細らないのがうれしい。

 

さて、折原酒店を分類するにあたり、「一人でオススメ」と「みんなでオススメ」のどちらに

するか悩んだ結果、「みんなでオススメ」にすることにしました。

それは、もちろん角打ちなので一人でいっても楽しめるのですが、慣れていないとシステムが

わかり辛いのと常連さんの比率が多いため居場所がないと感じるかもしれないから。

 

そこで、こういったお店になれていない方は、最初は2~3人のグループで行ってみる

のをオススメします。グループでいっても他のお客さんと交わることもできますし、

次第にお店の一体感を楽しめるようにもなります。

 

世代・性別・国籍も超えて酒というインフラでまとまる門仲の酒のテーマパーク?

そんなお店が折原商店です。

 

フードメニューもズラリ

 

50mlで試飲

 

冷蔵庫(酒瓶に1杯の価格札がついている)

 

店内の雰囲気

 

※こちらの記事の無断での転用はご遠慮ください。
※また情報に誤りがありましたら申し訳ありません。お手数ですが
 ご一報いただけますと幸いです。確認が取れ次第修正いたします。

 

 

 

 

日本酒の基本 日本酒の基本
 
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先日、福岡に行った際に立ち寄ったスタンディンディングの日本酒Barで
「遂に日本酒飲み放題業態が福岡にもやってくる!!」という話題を耳に
したので、お店でのお話に加わってきました。

 

正直なところ、まだまだ同業態は関東や関西くらいまでかと思っていましたが、
裾野の拡大に驚くとともに、その需要について再認識させられました。

 

そのお店にとっては、遂に福岡にも「黒船襲来!」ということで、戦々恐々といった
雰囲気でしたが、客層やシステムについて説明すると店主さんは「棲み分けできそう」と

おっしゃっていました。

 

さて、日本酒飲み放題で有名どころといえば、四谷の「山ちゃん」やリカーイノベーションが

展開する「KURAND」でしょうか。これらのお店は日本酒100種程度が時間無制限で

飲み放題で、食べ物は持ち込み自由という手法でお店を展開しています。

 

また、時間無制限のお店だけではなく、その他にも1,000円/30分で展開していたり、

料理の注文をできるところもあったりします。日本酒飲み放題業態と一言にいっても

多種多様なのです。

 

《ざっくり分けても下記の要素の組み合わせ分だけ業態が存在!》

 

①時間無制限 or 重量課金制(30分以降10分ごとに延長など)
②料理なし or 料理あり
③立食 or 座席あり
④自分で注ぐ or 店員が注ぐ

 

⇒2の4乗=16通りのやり方がある!

 

何となしに日本酒を出す飲食店からは、競合として以外にも酒の管理が雑だとか、

日本酒飲み放題業態のお店と勘違いして来店したお客さんとトラブルになることがあるなど、

良いイメージが持たれない同業態ですが、私たち一般の飲み手にとっては使い方次第だと

思います。

 

良い点としては、コストを抑えて多くの種類を試すことができる点、高価な銘柄も定額で

試せる点になるでしょうか。
 

一方で悪い点は、酒の鮮度が落ちている可能性がある点です。色々な人が瓶をあけるため開栓回数が多くなることと、人気のない銘柄は2か月くらい残ったままになっている(お店は知っていても聞かれない限りは教えない)ことがあるからです。

 

私個人としては、正直、ゆっくりお酒を楽しめる環境ではありませんが、その分気兼ねなく

飲み比べをすることができるので、月初などお酒が入れ換わるタイミングで行ってみたり

しています。燗付け器が使えるお店では、温度の変化を実験したりもできるので

重宝しています。

(そして、お気に入りの銘柄・飲み方を見つけて、行きつけのお店でゆっくり飲むのです。)

 

捉え方は人それぞれ。今話題?問題の日本酒飲み放題業態ですが、日本酒人口の

裾野を広げる役割をはたしているのは間違えありません。今後の動向と変化を継続

して追っていきたいと思います。

 

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