もう記憶が朧気なので

今日書くのは、フィクションってことで



昔、かなり年上の男性の知り合いが、

女性ホルモンの注射を打ってた


漫画を読んで女の子になりたいって思った

可愛がられたい

性欲を捨てたい


そのようなことを言って、打っていた


打つと、肌が綺麗になって手も華奢になる

性欲が嘘みたいに落ち着いて

幸せ、と言っていた



トランスジェンダー、

とも言い難いような状態だなって

個人的に思った


というのも、その人

めちゃくちゃプレイボーイだったのだ



プレイボーイでも、女になりたい



まぁ、わかる

(私は女だから余計に分からんけども)



でも、多分この人は

「女」になりたいわけじゃ無いんだろうな

って思った



「女」になる、って


クソめんどくさい



男性が、男性ホルモンの


性欲に振り回されるように



女性だって、異常な乱気流のようなホルモンに

振り回される


生理がある度に

事件を起こしてしまうんじゃ無いかって


それくらい凶暴になる


それを受け入れてまで、「女」になりたいの?



なんて言えなかった



女になったら可愛がられるから、なんて


考えてる男には言えなかった



スプツニ子の生理マシーンを

受け入れてこそ、「女」だって

バキバキのフェミニストだった私は

静かに怒っていた



女だから不安定になる


心を身体を合わせても、


きっと心は、

後付けの急速な変化についていけないもの


案の定、その人はメンタル崩して

学級崩壊をして去っていった



自分勝手な「男」だなって思った