一番長く、務めた会社は


私は、繁忙期の一時期的な応援要員として
採用され


繁忙期後に
私の本業と兼業が出来る様に
特別待遇の調整してくれて


仕事内容が様変わりしていき

色んな職務をするようになった。



最終的に、私は

「雑務」のスペシャリストになった




実務自体は、軽く触った程度なので
領収書や発注書はきれない。


だけど、データのピックアップや
監査の際の捜索は、
私がやらないと分からない事柄だった


出来る上司が別のプロジェクトに異動になり


代わりに来た上司は


まぁ、とにかく仕事の出来ない人で
この上司が所属したプロジェクトは
全て解散に追い込まれていく

サゲマンならぬ、サゲプロな上司


各部署から新規の仕事を
集めるだけ集めておいて

業務のコントロールが全く出来ず
それで居て時給を据え置きにする


よく言えば、「断れない良い人」


悪く言えば、「プロジェクトクラッシャー」


あまりの仕事出来なさ具合に
私の先輩は、謎の病に倒れ入院してしまった。


義理もないし
嫌いな上司だからこそ言えること


それは

「時給をあげてください」



そう何度か
勇気を出してお願いしたことがある



そしたら
10円上がった


じゅ、10円って(^◇^;)


負けずに

「時給1700円にしてください

もちろん、
他の人の給料も一律に上げてください。


受注量が例年の3倍にもなり

各自の負担が3倍になったのに

上がるお給料が10、20円なんておかしいです!」


上司は驚いて

「そんなの無理よ〜!」っと言った


無理じゃない、無理な訳ない


受注量が3倍になると、これはクライアントに
値段交渉をしなければいけない段階に来ている


値段交渉が無理なら人員補填をするべき
しかし現段階で応募が無いなら
現行メンバーに補償をする、
のは上長としての当然の業務



値段交渉の業務もしないで

出来ないとか言うな〜!!!ლಠ益ಠ)ლ


これ以上は、この仕事を
頑張るのはもう無理!

私は、

こんな安月給で働けない!


そう思って
辞める覚悟をして退職を決めた


引継ぎの際に私の業務量の多さに


新人が逃げた



私の業務の引き継ぎに、
必要な新人スタッフは3人


なんなら、
その3人がアワアワするので


最終的に、人員の補填に補填を重ね

「庶務チーム」が結成された。


私が、今まで1人でやってきたことは

本当は、3人分、以上の「雑務」




私に支払う給料を出し渋ったせいで


会社は最終的に

何倍も支払わなくてはいけなくなった。





私と現行メンバーの時給を上げれば

新人を育てるコストもかからなかったのに


先見の明が無い上司だったなぁと

たまに思い出す