今の会社で働き始めて4年目になる。


キッカケは絵描きの活動費を捻出する

為の短期のアルバイト



簡単な作業をするだけで

褒められ重宝され


何より働いたお給金が翌月に

必ず振り込まれる事に

感動して活き活きと働いた


短期の仕事が終わる頃に

「事情は分かってる。シフトで働きに来てくれないか」と

破格の待遇でアルバイトの続行を打診された。



正直に、かなり迷った。


その頃

「絵描きの生計を立てる為の短期のアルバイトなら良いが…見誤るなよ」

っと釘を刺されてた。



私も甘えてはいけないと思っていた。


でも、甘えたかった。お金が欲しかった。


持病の件もあり

検査入院もしなくてはいけない心身共に、金銭的にも限界だった。



すごく罪悪感があった。


せめて、一時的なバイトとは言え、

職場の人達には迷惑がかからないように

頑張ろう。っと



職場は、

びっくりするくらい優しい人達で溢れてた。

辞める人は多かったけれど

私にとっては天国のように住みやすかった。



私は出来が良くないので

ミスで先輩に怒られながらも

フォローは必ず入れていただけたし



私が負担にならないよう、

適所で働けるに

何度も仕事内容も変えてくれたり



気づいたら、


出社するだけで褒められたり

お弁当持参するだけで褒められる

謎の溺愛の恩寵を受けていた



四月から出勤日数を増やす契約にした


収入は

扶養から抜けるギリギリの所だ

少し怖い、

でも仕事をもう少しやってみたい




絵は、もう描いていない

描くと気持ち悪くなる

考えたくもない

多分、もう描けない

描きたくない



本業を支える為の副業が

気づいたら、

副業が私の1番の支えになっていた



これで良いんだろうか?っと

たまに思い悩むけど



私は純粋に求められて

大事にしてくれる所で

安心して生きていきたい



そう、今は思っている