書き溜めは、ここまで
 
結構体力を使って朝からグッタリチーン
 

 
いよいよ書くかあ
 
 
あーやだな
 
 
折角みんなに好かれ始めたのに
 
 
なんてね、
 
 
 
 
夏休みの普通の、どこにでもある日常だった
その日、プールの開放日で
夏休みだけど学校に行った
 
 
とても暑かった日だったと思う
タンクトップにスカートをはいて汗をかきながら
大好きなプールに向かった
 
 
いや涼しい日だったのかもしれない
思い出すと心真ん中が凍りそうになる
 
 
生憎、連れの友達の都合が合わず
 
一人で学校に行った
だけど、
何かの理由でプールは中止になっていた
 
 
「なんだよー」っと
拗ねながら
家にトボトボと帰ろうとすると
 
 
 
いつもと様子が違うように感じた
 
 
 
男の人が付いて来ている
 
付けられている、すぐに分かった
 
 
 
やっぱり暑い日だったのか
通学路には
人通りも、車も通っていない
 
大きな一本道だから、早く歩いても撒けない
 
怖いっと思った
振り返ったらニタリと笑ってきた
 
家には母がいる
早く家に帰りたい、でも家の場所はバレたくない
でも家に早く帰りたい
 
 
 
家の近くまで来てしまっている
怖い
友達を巻き込むわけにはいかないから
友達の家に逃げ込むはダメだ
お母さん
どうしよう、相手の歩くスピードがどんどん近づいてきている気がする
どうしよう、お母さん
知らない家なら隠れても平気だ!
撒こう、家までつかれてはダメだ
 
 
 
そう思った私は咄嗟に垣根に隠れた
 
男が来る、目の前を通り過ぎる、
 
 
大丈夫だ、
 
よし、行った
 
 
 
 
やった!私勝った!
あとは走って家に帰るだけだ
お母さんに変な人が居たよって報告しよう
良かった、良かった。怖かったけど
危ないところだった
たまに変な人が出るって言ってたし、よく注意出来たぞ私!
帰ろう、怖かったけど
 
 
ほら、もうすぐ家だ
 
 
視線を
 
 
感じた
 
 
 
あの時を同じ
 
 
嫌な視線
 
 
 
 
 
 
 
振り返ると
 
 
 
階段に大きな男の人がニヤニヤしながら
座っている
 
「こっちおいでよ」
 
 
待ち伏せされてたショックに
血の気が引いた
 
 
「ほら、大丈夫だから、こっちおいでよ」
 
 
子どもが大人に
しかも男性に敵うわけない
 
 
恐怖で
頭が真っ白になりそうだった
 
 
 
男は、
こっちに来ないならっと
 
立ち上がりそうになった、瞬間
私は飛び出していた
 
 
 
ホント、転ばなく良かったなっと
今思う
 
 
その階段と家までは直線距離10mくらい
 
 
本当に死ぬ気で走った
 
乱暴に鍵をこじ開け
家の扉を乱暴に閉めた
 
 
お母さん、お母さん居る?
変な人に追いかけられたんだけど!!(パニックになっている)
 
 
 
その後、警察の人が来て、
小学校の先生と電話で話したり
少し泣いたりした。
 
 
 
何も無かったのだ。
うん、何も無かった。
 
 
 
私は、何をされそうだったのか
知らなかったから、
私には何も無かった
家の場所もバレずに平和に解決した
 
 
 
そう思ってた
 
 
 
いつだっただろうか、

レイプという言葉を知ったのは
 
 
 
自分が
そういう風にされそうだったという事実を知った時
 
 
 
私は犯されてもいないのに、乱暴されたような錯覚で頭がガンガンした


私は乱暴にされる子なんだっと
 
二次被害を受けてしまった
 


ただの思い込み、被害妄想だと思う
 
 
大袈裟だと思う
 
 
 
でも、
私の中には大きすぎる恐怖が棲みついてしまった
私は常に気を付けないと危ない目にある
 
 
 
男は危ない
 
私は10歳で覚えたことの1つだ