あまり悲劇のヒロインみたいに書きたくないなぁ

 

淡々と書きたい(目標)
 
 
 

こんな事、言われても良い子になるどころか

悪餓鬼はエスカレートしていった

 

イジメこそしなかったものの、
友達と一緒に遊ぶが出来なかった
というか、分からなかった
友達を泣かせたい訳では無かった
楽しそうにしてるから輪に入ったつもりだった
 
 
が、ある事をキッカケに
私は良い子になるのだった
 
 
恋をしたのだ
 
「そんなに暴れてたら折角可愛いのに勿体無いよ」っと
 
 
獣も恋をすると、お転婆の少女に変わる
両思いになると、毎日が楽しく優しい世界になった
 
幼稚園の先生も優しかった事もあり
かなり親身に面倒を見てもらった
 
 
「良い子にしていれば皆と遊べるんだ」
「良い子にしていれば褒めてもらえるんだ」
「良い子にしていれば楽しい」
 
 
すごく、良い子でいる事にこだわっていたと思う
初めて人に認められたのが嬉しかった
 
 
また女の子らしさを手に入れてから
絵の才能が爆発
「集中力」が劇的についた
 
「絵を描いている時は
本当に静かに一生懸命描くんですよ」っと通信簿に書いてもらった
 
 
 
楽しかった
 
 
やばい、泣きそう
 
 
幸せはそう長くは続かなかった
 
画像お借りしています
 
 
 
幼稚園を卒業して
小学校が別々で
大好きな男の子と会えなくなった
「いつでも迎えに行くからな」っと
この年頃の男の子の彼氏力は凄まじいものがある
 
 
 
毎日、とても恋しかった
毎日、郵便受けを見に行く癖がついた
電話も何回もした
 
 
 
「好きな女の子出来ちゃった」と
嬉しそうに電話で告げられた時、
小さな体が張り裂けそうだった
 
 
 
子どもというのは残酷なものだ
無邪気なのだ。
それは無邪気だった私が一番知っている。
悪気がない、だから責められない
 
 
小学校一年生の時
私は生まれて初めて「死んでしまいたいな」っと
虚ろな気持ちで登校したのを覚えている
 
「でも死んだらディズニーランド行けないし」と
ディズニーのお陰で生き伸びるも
 
 
毎日、
「死にたい、逃げたい、つらい」という気持ちは、
 
その後20年間消える事は無かった