今年のクリスマスは38年ぶりの満月のクリスマスでしたね🌕
日本画は絵具の粉と糊を丁寧に指で溶き
書道は墨を摩り下ろします。
便利なモノが増えた時代に手間と思える、時間のかかる作業です。
しかし、この作業は異国の人から見ると
「日本人の精神統一」する一種のルーチンなのでは無いかっと言われています。
絵具を溶きおろす事も墨を摩りおろす事も、指先の感覚を意識します。
今から向かい合う画面に集中する大切な時間です。
この、ある種の「手間」と思える時間は
学生時代にとてもモドカシイ気持ちになりました。
思いついて直ぐに絵を描けないのは情熱( やる気 )が冷めてしまうっと。
今思い返すと、
そこまで生き急いで描く必要は無かったと思います。
課題に時間の締め切りはあるけれど、
大事なのは作品と向かい合う集中力を保てるか、です。
一つ、ひとつの作業を大切に。