ブログネタ：これをやられたら一気に冷める行動 参加中blogのネタに「反抗期」トピックスがあったので書いてみようと思います。
が、思いのほか長くなってしまったので
いくつかの区切って更新します。
出来たら、この日記が多くの「ひねくれ美術高校生」に読まれることを望みます。
個人的に美大生は総じて、打たれ弱く、卑屈で、頑固で、ひねくれ屋が多いと思います。
なかなか、素直になれず、絵描きの反抗期は長いと思っています。
私もそうでした。
私の反抗期は、高校受験を失敗したところから始まります。
入学当初から、大学受験のために学生生活を真っ当していました。
如何に内申点を上げて、テストの点数を取るかで頭がいっぱいでした。
周りが青春を謳歌して遊んでいるなか、悪ふざけはするものの寄り道もせずに
せっせと勉強し、大学の絵の実技対策に打ち込んでいました。
こうも、高校入学当初から詰めて勉強をしていると息苦しくなります。
何のために描いているのか分からなくなります。
少しも楽しくない、ただ大学合格のために描く。
そんな毎日に嫌気が差し、周りには、こう言いふらしていました。
「私は美大に入っても画家にはなれない。
食えない職業だからだ。卒業したら普通のOLになる」っと
その時、親も友達は押し黙りました。
そのうち、がむしゃらに頑張っている私に
美術科の担任の先生の教師魂に火がついたのか
熱血指導を受け、私に、とても期待されていました。
ある日
「お前は、2浪して芸大に行け！そして画家になれ！」っと言われた事があります。
私は即答で「嫌だ！」っと言いました。
浪人することも、志望校以外の大学を受験することも、画家になることも
全てが私は嫌だったのです。（これをやられたら一気に冷める行動）
自分の進路や信念を誰かに決めつけられる事が大嫌いでした。
それから、美術科の担任の先生だけには
反抗的な態度をとるようになり、
私の高校の成績表は美術だけが唯一「３」でした。
自慢になりますが他の教科の成績が良かったし
入学当初から美大を目指していた私の美術の成績が悪いことに
担任にすごく不思議がられ、呼び出しされました。
あれから、10年以上経った今なら非常に分かるのですが、
美術科の担任の先生は、
2浪して芸大に入学して画家を目指し、そして高校の美術の先生になりました。
また、私が在学中に以下の事を語っていました。
「我々は老いた兵士だ。画家という生き物にはもうなれない。
だけど、画家を育てるという事はしようと思う」
つまり、ご自身を「画家」だとは認めていなかったのです。
画家になる事の難しさを感じつつも、
新しい10代の生徒の純粋なノビシロのある才能に
先生は何を思っていたのでしょうか。
厳しい言葉をかけて、私を試したかったのかもしれません。
続きます
＜＜リンク集＞＞
●笹尾優子 公式HP：http：//sasaoyuko.jimdo.com/
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→体験講座10/24（土）＜入会金無料＞
http://iko-yo.net/events/35889
アトリエさつき こども絵画教室年少～小３
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_728990.html
アトリエさつき こども絵画教室小４～小６
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_728991.html
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http://www.ync.ne.jp/kitasenju/kouza/201510-03291401.htm
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