先日の展示会で
本当に良い話をさせていただいてから
昨日、今日で絵を描くための下ごしらえを終えた。

天気も良かったし、
糊煮も、下貼りも、水張りも、柿渋による防虫対策も完璧にこなした。
作品によっては、銀箔も貼った。
やれば、出来るじゃん!
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絵皿に溶いた絵具が満月のようで、思わず写真を撮ってしまった。
総じて日本画家は日本画の絵具に、よく魅了されてしまう。
高価だったり、希少だったり、特異だったりっと
素材や技術に恋をしてしまうのだ。

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こうして、眺めてるだけで
幸せで満たされてしまう。

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でも、恋と同じで見ているだけでは何も始まらない。
行動しないと何も始まらない。

黄色は、色彩心理学上では「愛されたい色」、「子どもの色」だ。
黄色は何よりも目立つ、アイコンになりやすい色。
ピカチュウ、アグモン、ふなっしー
っと目立つ愛されるシンボルカラーとも言える。

今回、この黄色の絵具を下地に使った作品は
私が百貨店に出した中でも一番大きいF20号。
より多くの人に愛される作品でありますように。
っと思いながら描き始めてます。