この件に関しては、
私、作家自身が書くかどうか相当悩みましたが
勇気を出して書いてみようと思います。
「知らぬうちに、作家やギャラリーに迷惑をかけないためのエチケット講座」
を稚拙ながら解説していきたいと思います。

*この「ギャラリーストーカー」の定義とは、
作家が展示をする度に、
展示会場に追いかけていき、
必要以上に話をしたがり、拘束する方です。
また、長時間滞在し、主催者側を困らせる方のことです。

そういう方は、コレクターという肩書の方もいれば、
同じ作家という同じ立場の人もいます。
●「差し入れ持って来た」から、
●「自分は作家の友人」と仰る方もいますが、
それは全く、「免罪符」の効果を持ちません。

これらの行為により、作家業を引退を考える人もおり、
若手作家は、何より憤りを持っています。

*「ファン」の方とは、全く違う点は、
●「在廊の意味合いは、お客様対応するため居ること」
●「会話は、作家の作品の話を主体に聞く前提でいる」
●「作家と作品に対してのリスペクトがある」
と、いう点を、まきまえていることです。
お話の内容は、作品を知るためのプロセス(過程)を共に楽しんでおり
良識の範囲内で親交を深めています。
在廊する作家は、決して「会いに行けるアイドル、タレント」ではありません。

また、別の記事にもまとめようと思いますが、
●相談無しに、ギャラリー宛に
花やお菓子、手紙を送付することも、決して、好まれることではありません。
(会場によっては花を置く場所がない画廊もあります)
持ち込みの差し入れも、そうです。

●会場の写真を作家の許可があったとしても
撮影することも好まれることではありません。


こういう事を「美大の授業」で教えなければならないと常々思うのですが、
それについて、先生たちはいかはお考えなのだろうか・・・。

最後になりますが、
私の作品を今までに購入してくださり、応援してくださった方々は、
ファンの方々がこの件にお気になさらないでくださいね。
展示会でのエチケットを気にしてくださり、有難うございます。

ここまで、読んでくださり、有難うございました。