今日も蒸し蒸しと熱い一日でしたね。
日差しが強く、暑さに弱い私は伸びてましたが
夕立ちのお陰で良い打ち水効果があったようで
湿気があるけど涼しく感じました。
明日、明後日で遅盆が終わりますね。
去年は鬼灯の実を揉んで笛を作ったりと必死に時間をつぶしていました。
今年は何枚かラフスケッチをしていました。
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作品制作では主に「魚」をモチーフを扱う事がある私ですが
女の子はラフスケッチ、クロッキーで描くことが多いです。
あまり私は意識したことがなかったのですが、
私の旧友曰く、
「笹尾の絵は魚や花や様々なものを描いているけど
どれも共通している事は、女の子や女性として
感じている夢や現実なのだと思う。」
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私は、今もたまに自分の軸となる「絵のテーマ」は
何かと問われると「難しいな」っと詰まるところがあります。
それは絵で描き切っていて、言葉で表現するのが難しいなっと思うからです。

でもそれはどこか絵の輪郭線をぼやけて見えさせているようにも見えます。
「絵は分かった事しか描けない」
これは予備校時代に習った言葉です。

モチーフの形ではなく形状理解する(骨格、丸でも楕円なのか正円なのか)
位置ではなく空間作る(紙の中に「自分だけの世界」を作る、そこに空気や重力はあるのか)
固有色ではなく本物の色を創る(リンゴは赤だけで構成されたものではありません。本物はどんな色だろうか)
そういう度重なる問いかけをしながら
絵を見る事の良さは、人間が描いた、伝えたいことを時に考え
考えずとも伝わる、そういうところでもあります。

今年のお盆は、こうして絵のことをゆっくり考える時間があって良かったです。
(お盆も変わらず仕事がありますが
親戚集まりの時はこうして過ごします。
明日からは遠くに出かけた方々は、帰省ラッシュが始まるのでしょうか。
今年は何か楽しいもの、新しいもの、出会えたでしょうか。
夕立後の夜は、少し涼しく秋が近づいてきましたね。
日々の移り変わりを愛でながら今日も終わりたいと思います。では!